統合失調症は代表的な心の病気の一つです。人口の0.7-1%の割合で発症するといわれ、比較的発症頻度の高い精神疾患といえます。以前は「精神分裂病」と呼ばれていましたが、2002年より「統合失調症」と呼び名が変更されました。10代後半から30歳位までが好発年齢といわれています。男女差はありません。現実にないものをあると感じる「幻覚」や現実でない内容を信じこむ「妄想」、またこれらに影響されるとっぴな行動のために社会生活に支障を生じるために発症に気づかれることがしばしばあります。治療をせずに長期に経過するとこれらの症状がとれにくくなるのみならず人格水準の低下が進行する可能性が高くなります。早期発見と早期治療、そして寛解後も長期にわたる根気強い治療が必要です。

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