統合失調症には目に見える所見や血液データなどで特異的な所見が存在しないため、診断は主に医師と患者さんとの面接または周囲の方からの聴取から統合失調症に当てはまる症状を探し出すこと、また他の精神疾患を除外することによってなされます。上記のように統合失調症の症状は多彩なので以前は医師の診断能力に委ねられることが多く、そのため医療機関によって若干の診断のばらつきが見られましたが、近年はいくつかの国際分類や症状評価項目などのガイドラインを用いることによりばらつきは少なくなっています。CT,MRI,PETなどの脳画像では統合失調症特有の所見は得られませんが他の病気を除外するなどの目的で有用なことがしばしばあります。

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