認知症を疑った場合はまず「かかりつけ医」にご相談ください。かかりつけ医は認知症の診断と治療の研修を受けています。患者さんを継続して診療しているため,「以前と比較して日常生活能力が低下したかどうか」を判断し,患者さんの健康状態(高血圧症,糖尿病,不整脈など)を検討し,認知症かどうか診断する事ができます。
 かかりつけ医は診断した上で,必要があれば認知症専門クリニックや専門医療機関を紹介しています。かかりつけ医は介護保険を利用するための医師の意見書を作成します。
 認知症の場合は,地域の保健・福祉・介護・医療機関と密接な連携を取り合いながら、よりよい治療と介護を進めることが大切です。特に、ご高齢の方の場合は、認知症以外にも高血圧、心臓病、糖尿病、高脂血症などの疾患を伴うことが多く、これらの命取りになりやすい病気は内科的な健康管理が不可欠です。従って、日常的に患者さんの全般的健康を管理しているかかりつけ医の元で、並行して認知症の治療もお受けになることをお勧めしています。

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