映画やドラマなどで、飲み物にこっそり睡眠薬を入れられた人がすぐに意識を失ってしまうシーンがよくありますが、実際の睡眠薬ではあのようなことは起こりません。

 睡眠薬を服用しても、がんばって目覚め続けていることはできますし、心配事があると眠気がまったく出現しないこともあります。
 毎日ぐっすり眠れる量では多すぎで、ふらつきや健忘などの副作用が出現しやすくなります。週5回の不眠が週2回に減るくらいがちょうどよい量です。

 眠れないときだけ睡眠薬を飲むように指示する医師がいますが、このような飲み方ですと、「今夜は大丈夫だろうか」と毎晩余計な心配をすることになり、かえって眠れなくなります。また、急に睡眠薬をやめると2?3日強い不眠が出現します。「少なめの量の睡眠薬を毎日続けて服用する。」「医師と相談しながら少しずつ睡眠薬を減らす。」のが正しい服用法です。
 また、空腹時は睡眠薬の吸収が悪くなります。空腹の場合は少量の食べ物をとるようにします。

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