当院では,数多くの脊髄小脳変性症の患者さまを診療してきた実績があり,現在も積極的に脊髄小脳変性症の診療や研究に取り組んでいます。
 外来初診時には,神経難病を専門とする神経内科専門医が時間をかけて診察をしています(受診には予約が必要です。予約については神経内科の外来診療ページをご覧ください)。診断には,専門医による神経学的な検査のほか,MRIや核医学検査などの先進的な画像診断,そして,遺伝子検査を行っています。遺伝子検査は,脊髄小脳変性症の病型に該当するような変異遺伝子を有している可能性がある患者さまで,ご本人の自発的な意思で遺伝子診断を受けたいという場合に行っています。当院には,ご本人,もしくはご家族をサポートするための遺伝カウンセリング室もございます(詳細については遺伝カウンセリング室のページをご覧ください)。
 確定診断や治療方針の決定のため,短期入院で検査を行う場合があります。入院中は,重心動揺計,歩行評価機器,呼吸機能検査,嚥下機能検査など,さまざまな検査から,日常生活動作にかかわる症状を評価し,点滴治療や内服治療を行っています。また,リハビリテーション科では,脊髄小脳変性症などの神経難病のリハビリテーションを数多く行っているスタッフが,動作や言語などのリハビリテーションを行っています。そして,個々の患者様に合わせて,自宅でのリハビリテーションに役立つようなホームエクササイズを入院中に作成しています(詳細についてはリハビリテーション科のページをご覧ください)。
 医療福祉相談室には神経難病を専門とする職員(ソーシャルワーカー)がおり,社会的な福祉資源の利用について,アドバイスしています。
 このように当院では,診断から治療に至るまで,脊髄小脳変性症患者さまの診療を幅広くサポートしています。

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