筋萎縮性側索硬化症以外にも、手足の筋力低下や構音障害、嚥下障害をきたす神経の病気は多数あるため、確実な診断が重要になってきます。経験豊富な神経内科専門医が入念な診察を行い、筋電図や神経伝導検査等の電気生理検査、MRI等の画像検査、呼吸機能検査、嚥下機能検査を施行し、診断及び症状の進行度を検討いたします。診断が確定すればリルゾールの投与を行います。また当院では、病気の進行度を遅らせる効果が期待される薬剤の臨床試験(2008年4月現在ではメチルコバラミン大量筋肉内投与)を行っており、試験参加が可能な患者様へ丁寧な説明をさせていただき、ご同意を得た場合参加していただいております。現在進行中の治験については治験の頁をごらんください。
 また、それぞれの患者様の症状や進行度に即して、運動や言語のリハビリ、薬剤による対症療法を行っています。嚥下困難の場合には食事形態や摂食指導、経鼻経管栄養の導入、胃瘻造設術の施行、呼吸困難の場合には補助呼吸の導入を行っております。また、当院ソーシャルワーカーを通じて、社会的、福祉的サポートに関するご相談をさせていただいております。
 当院では筋萎縮性側索硬化症等の神経難病の患者様に対して、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士、ソーシャルワーカー等が一丸となってより優れた医療を目指して日々努力しております。

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