中学生は、なかなか規則正しい生活はできない年頃です。ですから、ときどき遅刻しながらも毎日学校には行き、楽しく過ごしているのであれば、まったく通常の中学生と考えていいと思います。だいたいの人は、何年かかけてだんだん規則正しい生活ができるようになっていきます。
 このくらいの年代は、生活リズムが後ろへずれることが多いと思います。深夜まで起きていれば当然朝はなかなか起きられません。夜は調子がよくなるので、早く寝ろといわれても眠くないので起きているのかもしれません。朝は「低血圧」という人もかなりいます。  治すには、単純ですが「早寝早起き」を心がけることです。
 本人が治したいと考えているのに、朝低血圧で起きられない場合は薬物療法を行うこともあります。血圧を少し上げる薬を飲むと朝から調子がよくなります。
 もっと大胆な方法としては、ご家族は一切起こしてあげないということも一つです。本人が自分で起きるまで寝かしておいて、遅刻して困るようであれば少しは自分で生活リズムを変えてくれることでしょう。
 日中眠気がなくて元気であればなにも心配することはないと思います。日中も非常に眠そうであるとか、家や学校で様子が変わったとか、活発だった子が表情も乏しくなったとかあるようならば、病院受診を考えてください。

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