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院長のご挨拶

病院長 村田 美穂

このたび4月1日付けで水澤英洋前院長が総長に就任し、その後任として病院長を拝命いたしました村田美穂です。どうぞよろしくお願いいたします。私は2004年に当院に神経内科医長として着任し、神経内科診療部長、特命副院長、副院長を経て、今回院長に就任させていただきました。

当院は精神疾患、神経・筋疾患、発達障害を専門とするナショナルセンター病院です。この分野はまだ治療法の確立が不十分な疾患が多く、治療に難渋することもしばしばです。しかし、いまだ治療法が確立していなくても、今できる治療やケア、今後の経過を見据えて今すべき治療やケアがあります。この分野は比較的希少な疾患も多いために、一層これらの治療法確立を困難にしている側面もありますが、当院はナショナルセンターであることから、国内全域あるいは国外からも患者さんが集まってくださるので、その経験をもとに、適切な治療を行い、その方法を国内外の他施設でも行えるよう発信していく、また、臨床の中から新たな治療法を開発していくことを使命と考え、職員一同精進しております。

当院はナショナルセンターとして、当センター内にある精神保健研究所や神経研究所をはじめ、国内外の他の研究施設等と連携して、病因解明や、新たな治療法の開発を進めることも使命の一つです。これらの研究には、私ども研究者のみならず患者さんやご家族のご協力が不可欠です。研究のための採血やアンケート調査、臨床研究・治験への参加などのご協力をお願いすることもあると思いますが、どうか趣旨をご理解の上、ご協力いただけますようお願いいたします。

新患外来にいらしてくださった患者さんやご家族が帰り際に「今日、来てよかったです」とおっしゃってくださることがしばしばあり、それは私にとって勲章と思っています。当院では、退院時に、たとえそれが検査入院あるいは評価入院であったとしても、「入院してよかった」といっていただけることが一つでもあるようにしましょう、を合言葉にしています。一人一人の患者さんやそのご家族を中心に、医師、看護師、リハビリテーション部、薬剤部、検査部、医療連携福祉部等、さらに事務職員も含めて院内すべての職員が自らその専門性を生かしお互いに協力して、最高の医療を提供させていただきます。

今後ますます患者数が増加すると考えられる精神・神経疾患を克服するために、職員一同邁進してまいりますので、どうか、皆さまのご理解、ご協力とご支援、そしてご指導をよろしくお願いいたします。

平成28年4月1日

国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 病院

病院長 村田 美穂

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