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研修プログラム・身体リハビリテーション科コース

1.プログラムの目的と特徴

 神経疾患・小児神経筋疾患のリハビリテーションについての臨床研修を受け入れています。
 リハビリテーション科新専門医制度での、東京大学医学部附属病院を専門研修基幹施設とする連携施設となっています。リハビリテーション科専門医を目指す場合は、日本専門医機構に認定された際に掲載される当該プログラムを参照し、日本リハビリテーション医学会または日本専門医機構のホームページを参照の上応募してください。
 また、専門医取得と関連しない場合でも、神経疾患・小児神経筋疾患のリハビリテーションの臨床研修を受け入れています。

  1. (1) 当施設リハビリテーション科の特徴
     神経内科・小児神経科・脳神経外科・精神科からの依頼患者を中心に診療しており、多彩な分野の症例を経験できる。
     神経筋疾患の症例数が特に豊富であり、各疾患の運動障害・高次脳機能障害・発達障害・呼吸障害・言語機能障害・摂食嚥下障害等に対する評価・マネージメントを総合的に研修できる。進行性の神経筋疾患の動作解析を含めた運動機能評価、運動療法の介入とその効果判定、福祉機器の適合等を通じて、他疾患にも応用できる重度障害者に対するリハビリテーションアプローチを経験することができる。摂食嚥下機能障害、褥瘡、呼吸障害に対する多科多職種によるチームアプローチを行っている。精神疾患患者に対する身体リハビリテーションにも取り組んでいる。
  2. (2) プログラムの目的
     リハビリテーション科医師としての基本的な診療知識・技術を取得し、リハビリテーションチームの一員として診療できることを目的とする、最短1年間の研修プログラムである。
     運動障害を評価し、患者の日常生活動作能力生活とQOLの改善を目指したリハビリテーションを提供することにより、短期間の研修であってもリハビリテーション医療の目指すところを体得していただく。
     常勤医師2名、非常勤医師1名、併任医師(整形外科)1名が、日本リハビリテーション医学会専門医であり、各々のニーズを合わせて指導体制を確保し、研修プログラムを準備する。

2.研修内容と到達目標

  1. (1)入院または外来の神経内科・小児神経科・脳神経外科・精神科・整形外科、内科、外科からのリハビリテーション依頼患者に対して、患者の機能評価・リハビリテーションのゴール設定・リハプログラム作成を行う。特に、代表的な神経筋疾患である、パーキンソン病・脊髄小脳変性症・多発性硬化症・筋萎縮性側索硬化症、筋ジストロフィー、その他の発達障害等の疾患経過について多数経験できる。また、補装具・歩行補助具・車椅子・福祉機器及び地域リハビリテーションサービスに関する知識を深め、導入ができるようになる。
  2. (2) 摂食嚥下チーム、呼吸ケアサポートチームの一員として多科多職種と協同して、チームアプローチを行う。
  3. (3)希望に応じて、院内他科の回診や勉強会等への参加、数ヶ月のローテーションなども可能であり、関連分野の最新知識を得ることができる。(他科へのローテーションの意向に関しては事前に要相談)
  4. (4)神経筋疾患の呼吸リハビリテーション、神経筋疾患のIT機器利用・入力装置適合、パーキンソン病や脊髄小脳変性症の集中的運動訓練、筋ジストロフィーの社会参加支援等、精神・神経専門医療機関としての当院リハビリテーション科の専門的治療に参加し、課題を解決する方法をともに考えることにより、自らリハビリテーション医療を展開する技量を養う。
  5. (5)指導医より、学会発表・論文作成の奨励、テーマ選定の助言等を行っている。目指す受験資格に必要な部分については必修とする。また、科内の各研究チームのミーティング参加、指導医とともにリハビリテーション科職員の研究に対する協力と助言を行うことにより研究参加の経験を多く積むことができる。

週間スケジュール

午前 午後
リハ科医師回診 装具・車椅子診 リハ科勉強会 神経内科とのミーティング(月1回)
  呼吸ケアサポートチーム回診 嚥下造影・嚥下カンファレンス
装具・車椅子診 神経内科・小児神経科回診(任意)
装具・車椅子診 小児神経科とのミーティング(各々月1回)
(筋カンファレンス・任意) リハビリテーションカンファレンス

<研修内容および評価表>

日本リハビリテーション医学会新専門医制度カリキュラムに準ずる。

3.指導医リスト

  1. 1)身体リハビリテーション科医長:小林 庸子
    群馬大医 昭和60年卒
    日本リハビリテーション医学会専門医・認定臨床医
  2. 2)身体リハビリテーション科医師:早乙女 貴子
    獨協医科大医 平成9年卒
    東京大学大学院 平成17年修了 医学博士
    日本リハビリテーション医学会専門医
  3. 3)身体リハビリテーション科非常勤医師:櫻井 とし子
    宮崎大医 昭和55年卒
    日本リハビリテーション医学会専門医・認定臨床医
    日本神経学会神経内科専門医
  4. 4)整形外科医長・身体リハビリテーション科併任:松井 綾乃
    筑波大医 平成5年卒
    日本リハビリテーション医学会専門医・認定臨床医
    日本整形外科学会専門医

医療従事者の方へ

レジデント研修希望の方々へ
診療紹介
その他の活動
◆電動車椅子サッカーチーム
 毎月第2土曜日の午後に練習場所を提供、緊急時の連絡係として対応をしています。
◆MDデイケア親の会との協力
 1年に1〜2回、筋ジストロフィー患者様の親御さんの会と情報交換などのため談話会を企画しています。
◆コミュニケーション用具支援ネットワーク研究会
 多摩地区を中心とするコミュニケーション用具支援についての研究会の事務局となっています。
◆筋ジス外来

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