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臨床検査部 生理検査部門

 当生理検査室で行っている主な検査は、脳波検査、長時間脳波検査、誘発電位検査、筋電図検査、心電図検査、ホルター心電図検査、24時間血圧測定検査、呼吸機能検査、重心動揺検査、超音波検査、光トポグラフィー検査などを行っています。直接患者さんのからだの機能を調べます。

生理検査室

 脳波検査は、脳の電気的興奮を頭の表面から記録する検査で、てんかんをはじめとする意識障害や脳の器質的病変の診断と治療法の決定に欠くことのできない重要な検査です。当検査室では、毎年7,000件近い脳波検査を行い精度の高いデータを臨床側に提供しています。

 また、神経疾患の診断や病態の把握に不可欠な各種誘発電位検査、筋電図検査も、当検査室が行っている重要な検査です。睡眠障害の診断のための終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)と、客観的眠気指標の検査である反復睡眠潜時検査(MSLT)、新しい脳機能検査法である近赤外線分光法(光トポグラフィー)検査を行っています。

 なお、一般の病院でも行なわれている心電図検査、超音波(エコー)検査、呼吸機能検査は、当院では筋ジストロフィ-における呼吸器、心臓の合併症の管理に重要な役割をはたしています。

患者様への注意点

  • 生理検査は、特に患者様のご理解・ご協力が不可欠です。検査時に臨床検査技師がご説明いたしますが、何かご不明な点がございましたら気軽にお尋ね下さい。
  • 当検査室での検査は全て予約制です。
  • 1.脳波検査
    前日または当日に頭髪を洗い、ム-ス、ヘアーオイル等を付けず来院して下さい。
    睡眠脳波検査を行う患者様は、自然入眠できるよう多少睡眠不足の状態で来院して下さい。(脳波検査を行う患者様の、お車の運転はご遠慮下さい。)
  • 2.脳誘発電位検査
    手・足を検査しますので、洋服からひじ、ひざが出せるようなゆったりとした服装で来院してください。
  • 3.伝導速度検査
    手・足を検査しますので、洋服からひじ、ひざが出せるようなゆったりとした服装で来院してください。
  • 4.心電図
    上半身は胸まで洋服をまくって検査します。また、手首・足首を出していただきます。(ストッキング等は足首まで下ろしていただきます。)
  • 5.呼吸機能
    患者様のご協力が特に必要な検査です。検査内容は、臨床検査技師が詳しくご説明して行います。

MEG(脳磁図)検査室

 脳磁図とは、大脳の神経がつくる磁界を測定して、大脳の電気活動の正常・異常を診断する検査です。「画像診断に進化した脳波」のようなものと考えて良いでしょう。当院では平成11年に設置され、てんかんや神経疾患の診断を行っています。当院ではNeuromag社製の204チャンネルの脳磁計が稼働しており、さまざまな誘発装置・画像解析装置も充実しています。それによって、てんかんの焦点診断や単純な感覚誘発反応だけでなく、言語・相貌認知・運動準備などの高度な脳機能の診断が可能になっており、当院の大きな特徴になっています。脳磁図検査は平成16年4月から保険診療になりました。平成18年度はてんかんの焦点診断を中心に213件の検査が行われました。

 検査・データ解析は脳神経外科と臨床検査部の併任の金子裕医師と精神科の岡崎光俊医師、および臨床検査技師が当たっています。検査機器が高額であるため、国内には20あまりの病院にしか設置されていません。当院ではナショナルセンターとしての社会的責任に鑑み、他院からの検査依頼にも対応しております。

 検査についてのお問い合わせは金子裕医師 y-kaneko@ncnp.go.jp までお願いいたします。

MEG画像

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