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臨床検査部 検体検査部門

 血液や尿などの検査と、手術や病理解剖などで患者さんの身体から直接得られた人体組織の標本を顕微鏡で観察して診断します。

検体検査部門(生化学検査室、血液検査室、細菌血清検査室)

 一般の病院で日常的に行なわれている血液検査、尿検査、生化学検査、細菌検査、髄液等の穿刺液検査に加え、抗てんかん薬と向精神薬の血中濃度測定を日常的に行っています。また、院内感染の予防、食中毒の予防にも貢献しています。

  • 生化学検査室

    生化学検査室

  • 細菌血清検査室

    細菌血清検査室

病理検査室

 この部門の最も重要な使命は、脳外科手術治療により摘出した脳組織の病理診断、骨格筋・末梢神経・皮膚などの生検組織診断と、不幸にして亡くなった患者さんを病理解剖し剖検診断をつけることです。そのほか喀痰や髄液などの穿刺液の細胞診と手術や内視鏡により取り出した生検試料の病理診断を行っています。

 病理検査室は当センター神経研究所と緊密に連携して診断と研究を行っています。小児神経疾患の外科病理診断と剖検病理診断は疾病研究第二部との協力体制がとられています。疾病研究第二部 伊藤雅之室長が併任医師となっています。

 患者さんが治療のかいなく亡くなられた場合は、ご遺族の承諾をいただき病理解剖を行い、病理学的診断や死因を解明します。平成21年12月までに921件の病理解剖が行なわれ、466回の臨床病理検討会(CPC)が行なわれました。

 当センターが専門としている神経疾患・精神疾患・発達障害の多くは、原因や病態が十分解明されていません。患者さんが死亡された場合は、ご遺族から病理解剖への承諾に加えて、死後脳などの検体をゲノム解析研究などの医学研究に使用することへの同意をお願いしています。ご遺族の同意を得た場合には、脳を含む検体は病気の原因解明の研究に使うことを目的に凍結保存されています。医学研究使用を目的とした死後脳の凍結保存をブレインバンクと呼びます。当センターを中心に、国立病院機構病院など15病院が保存している死後脳をデータベース登録し、医学研究に使用する精神・神経疾患リサーチ・リソース・ネットワーク(Research Resource Network)を組織しています。精神・神経疾患リサーチ・リソース・ネットワークは日本で唯一のブレインバンク・ネットワークとして機能しています。

検体検査部門に関するお問い合わせは
臨床検査部医長 齋藤祐子 yukosm@ncnp.go.jp までお願いいたします。

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