ホーム診療科・部門精神科入院診療 > 光トポグラフィー、睡眠検査入院プログラム(1泊2日)

光トポグラフィー、睡眠検査入院プログラム(1泊2日)

 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター病院では、気分障害(うつ症状)の検査として光トポグラフィー検査と睡眠検査を2日間で施行する検査入院プログラムを実施しています。
 「光トポグラフィー検査(抑うつ症状の鑑別診断の補助に使用するもの)」は、大うつ病性障害の鑑別診断補助として有用な検査です。一方で簡易PSGはうつ症状を引き起こす可能性があるとされる睡眠時無呼吸症候群の鑑別に有用な検査です。この検査入院プログラムでは2日間でこれらの検査を行うことが可能です。 検査結果は、退院時にご説明し診断や治療の参考になるよう紹介医へフィードバックいたします。
(初回外来時に検査入院の適応であればご入院となります。別の日程でご来院いただく必要はありません。)

光トポグラフィー、睡眠検査入院プログラムの対象となる方

  • 気分(感情)障害に分類される疾病であると診断された方でうつ症状のある方
  • 年齢:16歳~70歳(20歳未満の方は両親などの代諾者の同意も必要です。)
  • 本検査入院に同意される方
    (一部検査のみ行うことはいたしかねます。)

厚生労働省の基準では、光トポグラフィー検査の保険診療の対象となるのは『うつ病として治療を受けており、治療抵抗性であり、統合失調症・双極性障害が疑われる症状を呈することなどにより、うつ病と統合失調症又は双極性障害との鑑別が必要な患者』様に限定して認可されています。器質的疾患に起因するうつ症状(たとえばパーキンソン症やてんかんなどの神経性疾患より起因される抑うつ、脳梗塞後の抑うつなど)の患者様は保険診療の対象外となります。

ご注意ください

  • 以下に当てはまる方は本パッケージの対象となりません。
    • 他の病院に入院中の方
    • 自殺の危険性が切迫している方
    • 自らの安全を守れない方
    • 暴力を振るう恐れのある方
    • 病院・病棟のルールを守れない方
    • 開放病棟への入院が適切でない状態の方
    • 初回外来時に同意能力が減退していると判断された方
  • 初回外来時に担当医師が患者様の検査入院の適応について判断させていただきます。
    初回外来時の病状や状態によって参加できないことがあります。
  • 検査入院を目的としているため治療は行いません。緊急の治療が必要な方は検査入院の適応とはなりませんので、かかりつけの先生へご相談ください。
  • 検査結果は退院時にご説明いたします。
    検査レポートはご紹介いただいたかかりつけの先生へ後日郵送いたします。
  • 退院後の外来通院は現在おかかりの精神科クリニックなどで治療を継続していただきます。
  • 入院中のお約束を守って頂けない場合は、入院途中であってもやむを得ずご退院となります。

検査内容

検査内容 目的
各種症状評価スケール 詳細な症状評価
光トポグラフィー検査(NIRS) うつ症状の鑑別診断補助
簡易PSG 睡眠時無呼吸症候群の鑑別

入院日数

 ①火曜日から水曜日の1泊2日
 ②木曜日から金曜日の1泊2日

費用

 自己負担分が4万円前後となります(3割負担の保険診療の場合)。
 初日の外来問診料(3000円)のみ入院手続き時にお支払いをお願いしております。
 別途検査が必要な場合は高額になることがあります。

予約方法

 光トポグラフィー、睡眠検査入院プログラム(1泊2日)は完全予約制となっています。ご希望の方は、下記内容をご覧いただいた上で申込書に記入し、かかりつけの先生(紹介医)に紹介状を作成してもらった上で、下記宛にご郵送ください。

郵送先

〒187-8551
東京都小平市小川東町4-1-1
国立精神・神経医療研究センター病院
医事室 光トポグラフィー、睡眠検査入院プログラム係

郵送時に必要な資料

初回外来時に必要な資料

お薬手帳もしくはお薬の履歴の分かる資料

お薬についての調査がありますので、わかる範囲で現在までの使用薬剤と使用量を調べてまとめていただくか、お薬手帳をご持参ください。

入院時に必要なお持ち物

  • 保険証、印鑑(認め印)
  • 生活必要品
    コップ(プラスチック製)、洗面用具(歯ブラシ・歯磨き)・入浴用具一式(シャンプー・石鹸)、タオル・バスタオル、衣類、下着、上履き(かかとまで覆うもの)、ティッシュベーパー等 (貸出寝衣は行っておりません)
  • 洗濯、コインランドリーが1台病棟にあります、使用される方は、洗剤をおもちください。
  • 現在お飲みになっている薬
(お持ち物についての注意事項)
  • ※安全管理上の理由により、患者さまの荷物の確認をさせていただいております。
  • ※鋭利なもの(はさみ、かみそりなど)についてはナースステーションでお預かりし、使用の都度お渡しさせていただいております。電気シェバーは持ち込み可能です。
  • ※病院内は禁煙となっております。たばこ、ライターの持ち込みは、できません。持ち込みが認められた時は、退院となる場合がありますので、ご協力お願いします。

光トポグラフィー、睡眠検査入院プログラムのながれ

外来

  • 予約日の10時頃から初回外来が始まります。
  • 初回外来時に精神科医師が患者さまの検査入院の適応について判断します。適応がないと判断された場合は、初診のみで終了といたします。
  • 光トポグラフィー、睡眠検査入院プログラムについて担当者からご説明いたします。患者さまの同意を得た上で、精神保健福祉法に基づく任意入院となります。うつ・ストレスケア病棟へ入院(開放病棟)となります。
    (20歳未満の方は、両親などの代諾者の同意も必要です)

入院

 精神科医師が診察を行い、その後各種検査を実施します。

退院
 翌日に退院となります。

紹介医へのフィードバック
 すべての検査結果が出てから、かかりつけの先生(紹介医)に報告書を発送します。報告書の発送まで、おおむね2,3週間くらいとお考えください。

注意点

  • 検査入院終了後は紹介元のクリニックなどで治療を継続していただきます。検査入院から当院外来あるいは入院での継続治療は行いません。
  • 検査入院中は紹介元のクリニックなどで処方された薬物治療を継続していただきます。短期間の検査入院という性格上、当院では処方調整は原則いたしません。

入院中の検査スケジュールの例

  1日目 2日目
  簡易PSG
    ≪朝食≫
午前 ・初回外来
問診を行い入院の適応を確認
・入院
入院のご説明
病歴・治療歴聴取、問診等
症状評価
(光トポグラフィー検査予備日)
≪昼食≫ ≪昼食≫
午後 光トポグラフィー検査 検査結果ご説明
退院
※後日、検査レポートをお送りいたします
≪夕食≫
簡易PSG
 

光トポグラフィー、睡眠検査入院プログラムについての「よくあるご質問」

[ 前へ戻る ][ TOPへ戻る ]