メディカル・ゲノムセンター
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バンクを利用した研究

バイオバンクにご参加いただいた皆様へ
いただいた検体や情報は現在、下記の研究に使用されています。

受付番号 研究課題名 研究施設 研究責任者
NCNPBB-0038 精神・神経疾患治療薬及びがん治療薬におけるファーマコゲノミクス研究 理化学研究所 莚田 泰誠
概要
抗てんかん薬、向精神薬、がん分子標的治療薬による治療症例を抽出し、薬疹などの副作用、治療効果等に基づいた 「臨床ゲノム薬理データベース」 を構築する。NCNPでは、バイオバンクに登録されている症例で、該当する症例のDNAとカルテ情報を、解析機関(理化学研究所)に提供する
NCNPBB-0036 新規開発「脊髄性筋萎縮症(SMA)の遺伝子解析」 株式会社ビー・エム・エル 山口 敏和
概要
SMAは主にSMN1遺伝子の欠失変異に起因する。SMAの治療薬ヌシネルセンナトリウムは、臨床試験で有意な臨床的改善が認められ、2016年12月に製造販売承認の申請がなされた。ヌシネルセンナトリウムを使用するか否かの判断には遺伝子検査でSMN1の欠失の有無を確認することが必須である。そこで、SMN1の遺伝子検査法を開発する。
NCNPBB-0035 神経疾患関連測定試薬の有用性検証 その1 富士レビオ株式会社 青柳 克己
概要
神経疾患関連測定試薬の髄液検査において測定試薬の性能評価と臨床における臨床的有用性評価。
NCNPBB-0034 バイオバンク検体を用いた精神疾患バイオマーカーの探索 NCNP神経研究所疾病研究第三部 功刀 浩
概要
血液中の様々なアミノ酸関連分子と診断・症状評価との関係を調べ、うつ病や 双極性障害、 統合失調症などの診断・治療の目印になる物質(バイオマーカー)を探す。
NCNPBB-0033 MILLIPLEX®を用いた脳脊髄液(CSF, cerebrospinal fluid)中脳由来成長因子(BDNF, brain-derived neurotropic factor)の定量 NCNP神経研究所疾病研究第三部 功刀 浩
概要
BDNFは脳神経系の可塑性に関わる重要分子であるが、CSF中では微量であり従来のELISA等による測定法では定量が困難であった。そこで磁気ビーズを用いたMILLIPLEX®によって、CSF中BDNFの信頼性ある定量が可能かを評価する。ひいては精神疾患患者の脳脊髄液でBDNFを測定することを目的とする。
NCNPBB-0032 バイオバンク脳脊髄液への採取条件の影響の検討 NCNPメディカル・ゲノムセンター 後藤 雄一
概要
バイオバンクに保管されている検体の採取条件のうち、採取時間や食事の影響などの採取条件が脳脊髄液中のタンパク質にどう影響するのかを網羅的に解析し、影響を受けるタンパク質を見出す。
NCNPBB-0031 公的機関保存血液を用いたアレルゲン免疫療法薬に関する研究 鳥居薬品株式会社
研究所
渡部 良広
概要
アレルギー疾患の研究および免疫療法薬の開発においては、アレルギー症状を惹起するIgE抗体を含んだ血液成分を用いる必要があります。アレルギー発症機序の解明やアレルギー症状を改善する免疫療法薬の開発などを行うために、アレルギー症状既往の患者様から取得された血液を用います。
NCNPBB-0030 血液バイオマーカーを用いたうつ病と双極性障害の鑑別診断法の開発に関する研究 千葉大学 伊豫 雅臣
概要
気分障害(うつ病および双極性障害)の患者と健常者とを対象に、血液中のproBDNFおよび成熟型BDNF濃度を測定し、うつ病と双極性障害との鑑別診断補助として応用する。また、気分障害の鑑別診断補助となる新たな血液中の物質(バイオマーカー)を調べることも目的とする。
NCNPBB-0029 脳脊髄液試料の品質に与える採取・処理・保存条件の検討 NCNPメディカル・ゲノムセンター 後藤 雄一
概要
脳脊髄液は、脳由来の成分を含んでおり、精神・神経疾患の検査法をつくるうえで有用です。しかし、採取・処理の方法は、施設によって違うため、正確な研究が困難な場合があります。そこで、当センターで様々な条件で処理・保存した脳脊髄液を東北大学で解析し(メタボローム解析)、どのような処理・保存法が適切か共同研究します。
NCNPBB-0028 バイオバンク検体を用いたアルツハイマー型認知症の発症予測血液バイオマーカーの網羅的探索 味の素株式会社
イノベーション研究所
成田 隆博
概要
主に質量分析法を用いて国立精神・神経医療研究センターが保有するバイオバンク血漿中の代謝物の網羅的分析を実施する。経過観察後のアルツハイマー型認知症発症群/非発症群の2群間での比較解析により、アルツハイマー型認知症の発症予測バイオマーカー候補となる代謝物を同定する。
NCNPBB-0027 精神疾患に関わるバイオマーカーの探索 群馬大学未来先端研究機構ビッグデータ統合解析センター 大日方英
概要
精神疾患の患者の血漿成分中に含まれる代謝物を一斉測定し、その含有量を多変量解析によって解析する。これにより精神疾患患者の血漿中の成分の特徴を明らかにし、新たなバイオマーカーを探索する。また、その化合物と精神疾患の発現との関連を明らかにする。
NCNPBB-0026 パーキンソン病・レビー小体型認知症の病態バイオマーカーの探索 NCNP病院 村田 美穂
概要
パーキンソン病・レビー小体型認知症患者における生体試料中の構成分子を網羅的に解析し、その結果から両疾患における認知症発症にかかわる分子を同定し、新たな治療標的分子(群)を同定することをめざす。
NCNPBB-0025 うつ病患者の血漿を用いたバイオマーカー探索:Candidate Moleculeアプローチ NCNP精神保健研究所精神薬理研究部 山田 光彦
概要
先行するomics研究では対象とならない分子や脂質分子のうち、我々の先行研究によりうつ病への関与が示唆される4つの分子を対象として、うつ病患者及び健常対象者の血漿サンプル中での存在量をELISA法により測定し、うつ病の新規バイオマーカーとしての臨床応用可能性を検討する。
NCNPBB-0024 バイオバンク脳脊髄液の品質管理方法の検討 NCNPメディカル・ゲノムセンター 後藤 雄一
概要
バイオバンクに保存されている脳脊髄液検体の品質管理法を確立するため、脳脊髄液中のタンパク質を網羅的に解析し、品質確認に適切なタンパク質を見出す。
NCNPBB-0023 神経・精神疾患におけるアンジオポエチン様蛋白(ANGPTLs)の体内動態と機能解明 熊本大学生命科学研究部 分子遺伝学分野 尾池 雄一
概要
脳脊髄液に含まれるアンジオポイエチン様因子(ANGPTLs)がどのような精神・神経疾患の病態に関連があるのかを調べる。
NCNPBB-0022 パーキンソン病患者の睡眠障害に関連する病態因子の網羅的解析 NCNP神経研究所疾病研究第四部 和田 圭司
概要
パーキンソン病患者脳脊髄液の構成分子を網羅的に解析し、その解析結果からパーキンソン病患者の睡眠障害に関連する病態因子の候補を抽出して脳脊髄液および血液を用いて検証を行い、新たな治療標的分子(群)を同定することをめざす。
NCNPBB-0021 バイオバンク検体を用いた血液中精神疾患バイオマーカーの探索,検証 大塚製薬株式会社 二村 隆史
概要
統合失調症、大うつ病及び双極性障害では、鑑別診断に加え、生物学的な背景に基づく疾患分類が重要視されている。今回、患者様、健常者の血液内の生理活性物質を網羅的に測定し、疾患判別、診断補助が可能か、また生理活性物質と関係する臨床背景情報があるかについて検討する。
NCNPBB-0020 内在性リガンドが不明なGタンパク質共役受容体の内在性リガンドの探索 群馬大学大学院医学系研究科 脳神経再生医学分野 平井 宏和
概要
現在でも多くのGタンパク質共役受容体(GPCR)の活性化物質が不明のままである。本研究では、疾患患者の血漿などの検体を、活性化物質が不明のGPCRに作用させた場合に活性化されるかをスクリーニングする。このことを通して、新規内在性生理活性物質や新規疾患マーカーの同定を試みる。
NCNPBB-0019 自閉症スペクトラム障害・統合失調症の鑑別における効果的な心理検査バッテリーの探索 NCNP臨床検査部 吉田寿美子
概要
成人の自閉症スペクトラム障害(ASD)および統合失調症の患者に対して各種心理検査を実施し、両者の特徴および相違点を明らかにし、鑑別において有用な心理検査指標を発見する。
NCNPBB-0018 精神科治療における未改善の中断の促進・防止要因の発見 NCNP臨床検査部 吉田寿美子
概要
精神科外来に通院している患者がどのような点で外来治療の継続を決めたのか、あるいは自己中断を経験した者に対し、どのような理由で治療をやめたのか、患者へのインタビュー調査によって明らかにする。
NCNPBB-0017 ベッカー型筋ジストロフィーにおける精神障害の背景因子の検討 NCNP病院神経内科 森まどか
概要
1. BMDの運動・知的機能や精神症状を調べ、精神障害の有病率を明らかにする。
2. BMDの運動・知的機能・精神障害と遺伝子変異(特にdp140の発現)や分子発現(特にnNOS)との関連を明らかにする。上記検討を介してBMDのメンタルヘルスの重要性を喚起すると共に、運動障害や精神障害の原因遺伝子解明を目的とする。
NCNPBB-0016 統合失調症、双極性障害およびうつ病の患者における精神疾患関連遺伝子の修飾に関する研究 富山大学大学院医学薬学研究部 新田淳美
概要
末梢血の単核球中DNA の特定の精神疾患関連遺伝子のDNAメチル化状態を解析することにより、精神神経疾患の早期診断・治療につながるのではないかと考え、統合失調症、双極性障害およびうつ病患者の末梢血単核球中DNAのメチル化の程度を検討し疾患との関連を検討する。
NCNPBB-0015 脳脊髄液検査を用いた統合失調症・気分障害の生物学的マーカーの開発(第二期) NCNP神経研究所疾病研究第三部 功刀浩
概要
統合失調症、うつ病、双極性障害および鑑別の対象となる精神 疾患の脳脊髄液を用い、タンパク質網羅的解析およびELISA等の特定分子の解析により、診断・分類・評価などに有用なバイオマーカーを開発する。
NCNPBB-0014 バイオバンク検体を用いた多発性硬化症および視神経脊髄炎の遺伝子解析研究~病態解明へ向けて特定の遺伝子を解析する~ NCNP神経研究所 免疫研究部 山村隆
概要
多発性硬化症および視神経脊髄炎患者の特定の遺伝子の多型(遺伝子の個人差)解析を行うことにより、中枢神経系の自己免疫疾患の病態解明を進める。
NCNPBB-0013 精神疾患におけるシナプス機能制御分子の役割の検討 杏林大学医学部細胞生理学教室 藤原智徳
概要
シナプス機能を制御する分子の遺伝子解析を行い、診断・症状との関係を調べ、統合失調症などの診断・治療の目印になるかを検討する。
NCNPBB-0012 統合失調症の生物学的根拠に基づく診断法創出のためのバイオマーカー研究 放射線医学総合研究所 大西新
概要
統合失調症モデル動物研究から見出された血漿バイオマーカー Free immunoglobulinlight chain(FLC)が統合失調症のバイオマーカーとして臨床応用可能か明らかにし、統合失調症の生物学的根拠に基づく診断方法の創出を目指す。
NCNPBB-0011 バイオバンク検体を用いた多発性硬化症および視神経脊髄炎の遺伝子解析研究~モデル細胞を用いた遺伝子の機能解析~ NCNP神経研究所
免疫研究部
山村隆
概要
バイオバンク由来のモデル細胞を用いて、多発性硬化症および視神経脊髄炎の疾患感受性遺伝子、修飾遺伝子の機能解析を行う。
NCNPBB-0010 バイオバンク検体を用いた多発性硬化症および視神経脊髄炎の遺伝子解析研究~遺伝子関連解析~ NCNP神経研究所
免疫研究部
山村隆
概要
多発性硬化症および視神経脊髄炎患者の遺伝子多型(遺伝子の個人差)の解析を行うことにより、病気のタイプ、予後、治療薬の効果などに対して網羅的に遺伝子の多型を調べ、治療薬の選択や疾患の病型分類に役立つ遺伝子の絞り込みを行う。
NCNPBB-0009 抗NMDA受容体抗体測定による、精神症状を伴う自己免疫性脳炎の診断の有用性 秋田大学大学院医学系研究科医学専攻 病態制御医学系精神科学講座 神林崇
概要
近年、精神病様症状で発症し、その後不随意運動やけいれんなど様々な神経症状を呈する、抗NMDA受容体脳炎と呼ばれる疾患の存在が知られるようになっている。軽症では精神症状のみが現れ、十分な治療が行われていないことも考えられる。脳脊髄液中の抗NMDA受容体抗体を測定することで、脳脊髄液検査による診断法を確立することを目的とする。
NCNPBB-0008 アルツハイマー病の既存の脳脊髄液を用いた多層的疾患オミックス解析に基づく創薬標的の網羅的探索を目指した研究 国立長寿医療研究
センター・バイオバンク・オミックスユニット
新飯田俊平
概要
患者及び非患者群の脳脊髄液の多層オミックス解析(トランスクリプトーム・プロテーム・メタボローム)を行い、その解析情報から、アルツハイマー病の病態に関連する生体分子候補を抽出し、生化学的・分子生物学的手等による検証を行い、疾患の診断マーカー・創薬標的分子を同定することを目指す。
NCNPBB-0007 精神疾患患者末梢試料を用いたエピゲノム解析 東京大学大学院
医学系研究科
分子精神医学講座
岩本和也
概要
DNAメチル化などのエピゲノム状態は環境要因によって変動し、精神疾患の病態に深く関与していると考えられている。しかし、服薬の影響も受けると考えられているため、研究結果の解釈は困難である。本研究では、未投薬患者様の血液試料を用いたエピゲノム解析を行い、変動の有無を検討する。
NCNPBB-0006 認知症疾患の診断バイオマーカーとしての分泌型アミロイド前駆体タンパクの意義に関する研究 NCNP神経研究所
疾病研究第六部
荒木亘
概要
認知症疾患の早期診断、早期治療を促進するためには、正確な鑑別診断や予後判定をするための新たな診断マーカーが求められている。本研究では、患者脳脊髄液中の分泌型アミロイド前駆体タンパク(APP)-β及び分泌型APP-αの量を測定し、その診断的意義・有用性について、他の診断マーカーとの比較検討を行う。
NCNPBB-0005 精神疾患におけるグルタミン酸トランスポーターの役割の解明 東京医科歯科大学
難治疾患研究所
分子神経科学
田中光一
概要
神経伝達物質を細胞内に取り込む分子の遺伝子配列を調べ、うつ病や統合失調症などの診断・治療の目印になるか検討する。
NCNPBB-0004 統合失調症の病態解明のためのバイオマーカー研究 東京都医学総合研究所
精神行動医学研究分野
糸川昌成
概要
体の酸化ストレスなどの影響により蓄積する物質(ペントシジンおよび関連する分子)を測定して、統合失調症や、うつ病の診断・治療の目印になるか検討する。
NCNPBB-0002 精神神経疾患の原因解明および診断法・治療法の開発に関する研究 理化学研究所
脳科学総合研究センター
精神疾患動態研究チーム
加藤忠史
概要
血液中の代謝産物の解析を九州大学とは別の方法を用いて行い、診断・症状評価との関係を調べ、うつ病や統合失調症などの診断・治療の目印になる物質(バイオマーカー)を探す。
NCNPBB-0001 うつ病の病態を反映する血中バイオマーカーの開発・実用化研究 九州大学大学院 医学研究院
精神病態医学分野
神庭重信
概要
血液中の代謝産物(糖、有機酸、アミノ酸など)の解析を行い、診断・症状評価との関係を調べ、うつ病や統合失調症などの診断・治療の目印になる物質(バイオマーカー)を探す。
NCNPBB-0000 バイオバンク検体を用いた精神疾患バイオマーカーの探索 NCNP神経研究所
疾病研究第三部
功刀 浩
概要
血液中の様々な物質(タンパク質、アミノ酸、糖、遺伝子)と診断・症状評価との関係を調べ、うつ病や統合失調症などの診断・治療の目印になる物質(バイオマーカー)を探す。一部の方について、神経栄養因子やインターロイキン、腫瘍壊死因子、ディスク1、ディスバインジン、カテコール O-メチル基転移酵素、ABCB1などの遺伝子多型(遺伝子の個人差)の解析も予定している。治療薬の効き目が他と違う方、特殊な症状をもつ方などに対して一度に100万もの遺伝子多型を調べ、治療薬の選択や原因遺伝子の絞り込みを行うことも計画している。この研究は他の大学などの研究機関とも共同で行う。各機関における解析内容はNCNPBB-0001~0005の通りである。

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