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NCNP 神経研究所 荒木亘室長(疾病研究第6部)らの研究がNeuro Centralに紹介されました

2017年12月5日
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター(NCNP)

 NCNP 神経研究所(所長:武田伸一)疾病研究第六部 室長 荒木 亘らの研究が、神経学に関するニュースサイトNeuro Centralに紹介されました。(2017年11月30日)

参考(研究論文):
【認知症疾患の早期診断のためのバイオマーカー候補である脳脊髄液中可溶性APPα、βの再評価】

 認知症疾患の早期診断に役立つ体液バイオマーカーとして、脳脊髄液中のタウ蛋白質(リン酸化タウ、総タウ)、アミロイドβ蛋白質(Aβ42)が知られています。しかし、認知症が発症する前の軽度認知障害の段階で、病気を精度よく見分けるために、新たなバイオマーカーが求められています。今回、荒木室長らは、脳脊髄液中に存在する可溶性APPα、β(アミロイドβの前駆体APPの代謝物)を高感度法により測定した結果、共にタウ蛋白質と強い相関を示すこと、さらに、アルツハイマー病を背景とする軽度認知障害において高値を示すことが分かりました。この研究はまだ小規模なものですが、認知症の早期診断における可溶性APPα、βの有用性が示唆されました。
この成果は、NCNP、東京都健康長寿医療センター、東京都立神経病院の3施設の共同研究によるもので、2017年9月22日にBiomarker Research誌に掲載されました。

【原著論文情報】
<論文名> 
Re-evaluation of soluble APP-α and APP-β in cerebrospinal fluid as potential biomarkers for early diagnosis of dementia disorders
<著者>
荒木亘、服部功太郎、金丸和富*、横井優磨、大町佳永、高野晴成、坂田増弘、吉田寿美子、塚本忠、村田美穂、齋藤祐子、功刀浩、後藤雄一、長岡詩子**、長尾雅裕**、小森隆司**、有馬邦正、石井賢二*、村山繁雄*、松田博史、立森久照、荒木由美子、水澤英洋
*東京都健康長寿医療センター
**東京都立神経病院
<掲載誌> Biomarker Research
DOI:10.1186/s40364-017-0108-5
URL:https://biomarkerres.biomedcentral.com/articles/10.1186/s40364-017-0108-5
 

【助成金】
国立精神・ 神経医療研究センター精神・神経疾患研究開発費(27-9)
 

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荒木 亘(あらき わたる)
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 神経研究所
疾病研究第六部 室長
〒187-8502 東京都小平市小川東町4-1-1
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総務課 広報係
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