ホームトピックス一覧 > 第54回ベルツ賞にNCNP精神保健研究所 精神生理研究部
三島和夫部長、肥田昌子室長、北村真吾室長が選出されました

第54回ベルツ賞にNCNP精神保健研究所 精神生理研究部
三島和夫部長、肥田昌子室長、北村真吾室長が選出されました

2017年12月8日
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター(NCNP)

 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター(NCNP、東京都小平市、理事長:水澤英洋)精神保健研究所(所長:中込和幸) 精神生理研究部 三島和夫 部長、肥田昌子 室長、北村真吾 室長の3名がベーリンガーインゲルハイム第54回(2017年度)ベルツ賞2等賞を受賞し、2017年11月30日のドイツ大使公邸での贈呈式に出席しました。

 「ベルツ賞」は日本とドイツ両国の歴史的な医学領域での交流関係を回顧し、またその交流関係を更に深めていく目的で、ベーリンガーインゲルハイムが1964年に創設した伝統のある医学賞です。第54回(2017年度)の募集テーマは「睡眠の機構とその障害」でした。本受賞により、400万円の賞金、さらに賞状とメダルが贈呈されました。
 

■受賞論文:
「個人の睡眠・覚醒リズム特性と求められている社会時刻とその不調和による心身の異常とその病態生理に関する研究」
 現代社会に特徴的にみられる睡眠リズムの調節障害が心身に及ぼす影響とその発症メカニズムに関する一連の研究を行い、個人の睡眠特性と社会時刻の不調和によって内的脱同調(生物時計と睡眠の相互位相関係の異常)や睡眠負債(睡眠不足の蓄積)を呈している生活者が少なからず存在することを明らかにしました。その典型例である「非24時間睡眠-覚醒リズム障害」の原因が、生物時計周期の異常な長周期にあることを世界で初めて報告し、分子生物学的手法を用いて開発した末梢時計周期計測システムが治療反応性の予測に有用であることを示しました。また、一般生活中には自覚できない程度に軽度だが持続的な睡眠負債(潜在的睡眠不足)が存在し、精神機能、食欲制御、代謝、ストレス応答系の機能を低下させていることを見いだしました。
 

授賞式 写真
受賞式にて
※右から
ドイツ大使 Dr. ハンス・カール・フォン・ヴェアテルン、ドイツ大使夫人 エリザベス・フォン・ヴェアテルン、ベーリンガーインゲルハイムイノベーション担当取締役 Dr. ミシェル・ペレ、三島部長、肥田室長、北村室長、ベーリンガーインゲルハイム 株主会会長 クリスチャン・ベーリンガー
Photo:Katsumi Yanagiya
 

 

NCNP 精神保健研究所 精神生理研究部 ホームページ
ベーリンガーインゲルハイムジャパン プレスリリース

[ TOPへ戻る ]

当センター敷地内は禁煙です