研究部の概要
精神保健研究所 社会復帰研究部は,生物・心理・社会的観点から精神疾患や精神障害を多面的に捉え,施策としても導入可能な精神保健医療福祉のサービスプログラムのモデルを呈示し,その効果に関する実証研究を推進することを,目的の第一としています.
また非精神病圏のメンタルヘルスに対する対策のニーズが急増していることにともない統合失調症のみならず,摂食障害,あるいは社会的ひきこもりなども研究対象としてきました.近年は,地域中心の精神保健医療福祉のシステムモデル作りが当部の大きな研究課題となっています.
具体的には,重症精神障害者の地域生活支援を可能にするための訪問を主体とした包括型地域生活支援プログラム(ACT)のモデル作り及び普及のための研究,精神障害者の一般就労と職場適応を支援するためのモデルプログラム(IPS)の開発,わが国の現状にあった障害者ケアマネジメントの普及と定着のための研究,精神科救急・急性期病棟での退院促進のためのケアマネジメントの導入の研究等に精力を注いできています.