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自閉症スペクトラム障害の最適予後のための早期介入に関する研究

(精神・神経疾患研究委託費)

児童期から思春期、そして成人期にかけての自閉症スペクトラム障害における自閉症的行動特性と合併する精神医学的併存症の発達による変化を調べています。自閉症スペクトラム障害や併存症の観的な診断マーカーや予後予測指標が特定されれば、早期治療が可能となり、予防的早期介入方法の開発などにつながり、自閉症スペクトラム障害の治療の質の向上に貢献できます。

通常の学級に在籍する発達障害の可能性のある児童生徒の
包括的な心の健康教育支援

(科学研究費助成事業)

通常の学級および通級指導教室といった教育の場において実践が可能な、不安軽減プログラムを開発し、その有用性を検証しています。 教育と医療、心理学の学際的研究プロジェクトで、児童生徒の情緒的安定が得られ、学級全体が安定すれば、学校生活はより充実し、学習意欲が増して学業の向上が期待されます。

自閉症スペクトラム児における知覚情報処理の発達的変化に関する
神経生理学的研究

(科学研究費助成事業)

自閉症スペクトラム障害やそうでないお子様達を主な対象に、聴覚性驚愕反射検査・脳波事象関連電位・脳磁図検査などの神経生理学的検査を行い、自閉症特性などの臨床指標との関連を調べています。知覚課題としては、主に聴覚課題を行っており、聴覚性驚愕反射や定常ガンマ律動などの指標が自閉症特性に関連を有する可能性を示唆する結果が得られつつあります。

これまで行われてきた主な研究プロジェクト


就学前後の児童における発達障害の疫学研究

(こころの健康科学研究事業)

地域の協力を得て、就学前後(4-5歳)の児童を対象に、広汎性発達障害あるいは注意欠陥多動性障害の発達障害の有病率、発達障害に合併する精神医学的障害の頻度を明らかにするための疫学研究を行ないました。 診断を受けておらず、支援も受けていないまま就学する発達障害の児童は多く、地域の支援体制の整備につながる成果が得られました。
      Strengths and Difficulties Questionnaire (SDQ)については、こちらもご参照ください。

精神医学的障害の早期発見と早期介入:
児童期から成人期への連続性・不連続性の解明研究

(精神・神経疾患研究委託費)

発達精神医学的な観点から、青年期あるいは若年成人で発症する精神疾患の児童期における早期発見・早期介入可能性とその根拠となる病態メカニズムを明らかにするための研究を行ないました。 臨床への応用研究としては、児童を対象として前向き研究を行うと同時に、早期介入のための治療プログラムの開発と効果検証を行い、簡便な診断バッテリーの提案やクリニカルパスの検討を行ないました。

発達障害の子どもと家族への早期支援システムの社会実装

(社会技術研究開発事業「研究開発成果実装支援プログラム)

発達の問題を抱える子どもは、子ども全体の数%と想定されてお り、そのような子どもと家族に対する早期支援のための人材育成は喫緊の課題となっています。
本活動では、支援を必要とする子どもを地域で早期発見し、適切な発達評価や育児への助言を行った後に専門機関につなぐことができるように、地域の保健師や 小児科医が系統的にスキルアップでき、かつ相互の臨床的経験知を共有できるe-ラーニングを活用した学習ツールを開発し、早期支援システムの社会実装を目 指します。
      発達障害の子どもと家族への早期支援システムの社会実装
                 (社会技術研究開発事業のホームページへ)

      研究開発成果実装支援プログラム 平成21年度報告書(PDF:1019KB)
      研究開発成果実装支援プログラム 平成22年度報告書(PDF:304KB)
      研究開発成果実装支援プログラム 平成23年度報告書(PDF:688KB)
      研究開発成果実装支援プログラム 実装支援プロジェクト 終了報告書(PDF:733KB)
      研究開発成果実装支援プログラム 評価報告書(PDF:176KB)
       「脳科学と社会」研究開発領域、同領域研究開発プログラム「脳科学と教育」(タイプII)
         及び同プログラム平成16年度採択研究開発プロジェクト事後評価報告書(PDF:428KB)

       「戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)「脳科学と社会」研究開発領域 
             研究開発プログラム「脳科学と教育(タイプⅡ)」追跡調査報告書(PDF:2522KB)


e-learningの学習ツールの例:
ご自由にダウンロードして研修や配布などご利用いただいて結構です。
商業的目的のための利用はご遠慮ください。

専門家向け
(保健師、小児科医、心理士など)
            ①1歳から始めましょう発達障害早期総合支援
            ②自閉症スペクトラム障害(ASD)の早期発見のポイント(主に小児科医向け)
            ③親支援:最初のステップ
            ④子どもの特徴の親への伝え方

親向け
個別評価後に必要に応じてハンドアウト資料としてご利用ください
            ⑤ペアレンティング:環境づくりのコツ
            ⑥ペアレンティング:声かけのコツ
            ⑦ペアレンティング:子どもとの遊びを楽しむコツ
            ⑧ペアレンティング:子どもの意欲を育むコツ

親向け
すべてのお子さんの親向けにお使いいただけます。
例えば、10か月健診など1歳前にハンドアウト資料として育児支援の参考資料としてご利用ください 。
なお、⑩⑪⑫の諏訪地区作成のリーフレットのデータを使用される場合は、使用される相談機関名と連絡先を、裏面にご記入の上、ご使用ください。⑩⑪⑫の諏訪地区作成のリーフレットのデータのご使用にあたってご質問がある場合は、諏訪保健福祉事務所管内保健業務研究会(事務局:諏訪保健福祉事務所)0266-57-2927にお問合せください。
            ⑨1歳児対象:1歳を迎えるお子さんをもつ保護者の方へ
            ⑩1歳半児対象:見て見て1歳6か月児~子どもの心と体を育てよう~(諏訪地区作 成)
            ⑪2歳児対象:イヤイヤ2歳児~子どもの心と体を育てよう~(諏訪地区作成)
            ⑫3歳児対象:わんぱく3歳児~子どもの心と体を育てよう~(諏訪地区作成)


JST実装HPへ

※当プロジェクトが舞鶴市の広報に紹介されました

発達障害の疫学研究

(こころの健康科学研究事業)

全国の通常学級在籍小・中学生に質問紙を用いた調査を行い、同時に地域に住む子どもを対象に精神医学的面接と質問紙を用いた疫学研究を実施した結果、次のことが明らかになりました。
今回の疫学調査によれば、現行の国際的診断基準(DSM-IV-TR)に従って顕著なPDDの特性を示す層(有病率)は、わが国では人口の0.9-1.6%が該当する可能性があります。 (この有病率は年代による差が小さく、どの年代でも同様の有病率であることが想定されます。) さらに、国際的に有用とされている対人応答性尺度(SRS)を用いた全国調査からは、顕著ではないがPDDの特性を示す者(特性の一部、もしくは全般ではあるが目立たない形で)までを捉えると、人口の10%超が該当する可能性があります。 ただし、子ども全体の示すPDDの特性については、なだらかな連続的分布を示すものとなるため、特定の評価点だけで障害の有無を区分する事は非常に困難で、個々のニーズ評価にもとづく支援を個別的に行う事が現実的であります。 また、PDDの特性を持つ者は、その他にも不器用さ(66.4%)、情緒的な問題(47.6%)、注意を向けたり維持することの苦手さ(38.0%)等の症状を合併する場合が多く、これらの症状が就学後に目立って対応が必要になる場合も多いことから、長期的な視点からは幼児期の早期発見・早期支援の充実はその後の途切ないフォローに役立て、さらに学齢期以降にもメンタルヘルスの観点から丁寧な観察や対応を行う必要性があります。
      Strengths and Difficulties Questionnaire (SDQ)については、こちらもご参照ください
 
精神科医療における発達精神医学的支援に関する研究

(精神・神経疾患研究委託費)

 最近、思春期から成人の診断・治療を行う一般の精神科医療場面においても、うつや不安など様々な主訴を持つ患者の病理の背景に、自閉症スペクトラムを含む発達障害が潜んでいることが注目されつつあります。 種々の精神疾患の症状に発達障害の症状が加味されると、臨床像は複雑になり、治療方法の選択も変わってきます。 本研究では、成人になってから精神科を受診する発達障害成人患者および医療側のニーズを明らかにし、それにもとづいて、多職種チームで取り組める外来および入院でのクリニカルパスを作成、導入を試み、提案を行いました。 また診断、治療に関する、現時点でのエキスパート・コンセンサスをもとに、必要最小限の知識と症例を整理し、マニュアルと事例集を作成しました。 さらに、複数の機関におけるデータの集約から、診療場面や福祉機関で簡便で使用しやすい2次スクリーニング法の有用性が確認されました。その他、院内診療支援モデル、多職種連携モデルなど、今後のシステム構築のモデルとなる試みを報告しました。
1歳から社会的発達に関する前向きコホート研究:
「社会性の発達メカニズムの解明:自閉症スペクトラムと定型発達」

科学技術振興機構,社会技術研究事業「脳科学と教育:タイプII」プロジェクト

本研究プロジェクトは、1歳から社会性に関連する行動、認知、そして脳機能レ ベルでの発達過程を調べると同時に、長いスパンでの発達的変化を抽出する目的で行われました。学童、青年・成人から成る異なる年齢帯での社会性に関連する 認知機能と脳機能を調べ、自閉症スペクトラムの発達の非定型性と多様性を本研究によって明らかになりました。この研究プロジェクトは地域ベースで行われ、 自閉症スペクトラムに関連する早期の行動特徴を1歳6ヵ月健診の機会に見逃さずに発見し、一人ひとりの子どもとその家族のニーズに応じた支援につなげるた めのエビデンスとして社会に還元できるため、本研究終了後は、科学技術振興機構社会技術研究開発事業「研究開発成果実装支援プログラム」の助成を受けて、 全国のどこの地域においても、乳幼児健診の機会を活用して発達障害の早期発見・早期支援が可能となるように、M-CHATを用いた「発達障害の子 どもと家族への早期支援システムの社会実装」を複数の自治体に実施しています。

M-CHATに関するQ&Aはこちら
自閉症スペクトラムの長期予後と予後関連要因に関する研究

(障害保健福祉総合研究事業)

本研究は、成人となった広汎性発達障害の人々の長期予後の質的側面および主観 的側面を明らかにすることを目的として行われました。都道府県・政令指定都市の発達障害者支援センターならびに精神保健福祉センター、全国の自閉症者通 所、入所施設を利用する本人と家族、そして支援者の研究協力を得て得られた調査票回答結果から、幼児期からの各ライフステージにおける個人および環境要因 と長期予後との関連が明らかとなりました。長期的観点からは、環境要因としては早期診断と支援の継続、家族のサポートが、個人要因としては情動や感覚、運 動など幅広い観点からの診断評価が必要であることが示されました。
成果は医療・福祉・教育場面で広く活用できる手引き集としてまとめました。

ライフステージに応じた自閉症スペクトラム者に対する支援のための手引き
自閉症スペクトラムの早期診断および
未診断成人症例の簡便な診断法の開発に関する研究

(こころの健康科学研究事業)

本研究は、高機能ASDの早期診断と親への事後的ケアをめぐる医療側の課題 を検討しました。また、M-CHATや、自閉症スペクトラム特徴を連続的に捉える対人応答性尺度(Social Responsiveness Scale: SRS)など、我が国の臨床現場や教育現場で有用なアセスメントツールの開発と臨床的妥当性の検証を行いました。その結果、以下のような成果が得られまし た。

①保健師、小児科医を対象とした高機能PDDの早期診断と親への事後的ケアをめぐる医療側のニーズに関する実態調査から育児支援の実際をめぐる問題点が明 らかになった
②日本語版M-CHATを用いた早期診断の臨床的妥当性について,1歳から3歳までの追跡結果に基づいて,予測可能性のメリットと限界が明らかになった
③学童から成人までの自閉症スペクトラム特徴を連続的に捉える対人応答性尺度(SRS)日本語版を用いて、信頼性と妥当性があることが明らかになった
原著論文
Takei R, Matsuo J, Takahashi H, Uchiyama T, Kunugi H, Kamio Y. (2014): Verification of the utility of the social responsiveness scale for adults in non-clinical and clinical adult populations in Japan. BMC Psychiatry , 14:302. doi:10.1186/s12888-014-0302-z.
Takahashi H, Nakahachi T, Komatsu S, Ogino K, Iida Y, Kamio Y. (2014): Hyperreactivity to weak acoustic stimuli and prolonged acoustic startle latency in children with autism spectrum disorders. Mol Autism , 5(1):23. doi:10.1186/2040-2392-5-23.
Kamio Y, Moriwaki A, Inada N. (2014): Utility of teacher-report assessments of autistic severity in Japanese school children. Autism Res Treat ,2013:373240. doi: 10.1155/2013/373240.
Watanabe T, Abe O, Kuwabara H, Yahata N, Takano Y, Iwashiro N, Natsubori T, Aoki Y, Takao H, Kawakubo Y, Kamio Y, Kato N, Miyashita Y, Kasai K, Yamasue H. (2014): Mitigation of sociocommunicational deficits of autism through oxytocin-induced recovery of medial prefrontal activity: a randomized trial. JAMA Psychiatry , 71(2):166-75. doi: 10.1001/jamapsychiatry.2013.3181.
Nishiyama T, Suzuki M, Adachi K, Sumi S, Okada K, Kishino H, Sakai S, Kamio Y, Kojima M, Suzuki S, Kanne SM. (2014): Comprehensive comparison of self-administered questionnaires for measuring quantitative autistic traits in adults. J Autism Dev Disord , 44(5):993-1007. doi: 10.1007/s10803-013-2020-7.
Yamasaki T, Ogata K, Maekawa T, Ijichi I, Katagiri M, Mitsudo T, Kamio Y, Tobimatsu S. (2014): Rapid maturation of voice and linguistic processing systems in preschool children: a near-infrared spectroscopic study. Exp Neurol , 250:313-20. doi: 10.1016/j.expneurol.2013.10.005.
Kamio Y, Inada N, Koyama T, Inokuchi E, Tsuchiya K, Kuroda M (2014): Effectiveness of using the Modified Checklist for Toddlers with Autism in two-stage screening of autism spectrum disorder at the 18-month health check-up in Japan. J Aut Dev Disord., 44 (1), 194-203.
Moriwaki A, Kamio Y (2014): Normative data and psychometric properties of the Strengths and Difficulties Questionnaire among Japanese school-aged children. Child and Adolescent Psychiatry and Mental Health, 8:1, doi: 10.1186/1753-2000-8-1
Kamio Y, Moriwaki A, Inada N (2013): Utility of teacher-report assessments of autistic severity in Japanese school children. Autism Research and Treatment. Article ID 373240, http://dx.doi.org/10.1155/2013/373240
Kuroda M, Kawakubo Y, Kuwabara H, Yokoyama K, Kano K, Kamio Y (2013): A Cognitive-Behavioral Intervention for Emotion Regulation in Adults with High-functioning Autism Spectrum Disorders: study protocol for a randomized controlled trial. Trials, DOI 10.1186/1745-6215-14-231
Inokuchi E, Kamio Y (2013): Qualitative analyses of verbal fluency in adolescents and young adults with high-functioning autism spectrum disorder. Research in Autism Spectrum Disorders, 7, 1403-1410.
Kamio Y, Inada N, Moriwaki A, Kuroda M, Koyama T, Tsujii H, Kawakubo Y, Kuwabara H, Tsuchiya KJ, Uno Y, Constantino JN (2013): Quantitative autistic traits ascertained in a national survey of 22,529 Japanese schoolchildren. Acta Psychiatrica Scandinavica, 128(1):45-53.
Watanabe T, Abe O, Kuwabara H, Yahata N, Takano Y, Iwashiro N, Natsubori T, Aoki Y, Takao H, Kawakubo Y, Kamio Y, Kato N, Miyashita Y, Kasai K, Yamasue H:Oxytocin mitigates socio-communicational deficits of autism with recovery of medial prefrontal activity: a randomized controlled trial. JAMA Psychiatry, (in Press).
Kamio Y, Inada N, Koyama T (2013): A nationwide survey on quality of life and associated factors of adults with high-functioning autism spectrum disorders. Autism, 17, 16-27.
Kamio Y, Moriwaki A, Inokuchi E (2013): Neuropsychiatric comorbidities in autism spectrum disorders without intellectual disability.Neurology Asia,, 18(Supplement 1), 43-45.
Fujita T, Kamio Y, Yamasaki T, Yasumoto S, Hirose S, Tobimatsu S (2013): Altered automatic face processing in high-funcitoning autism spectrum disorders: Evidence from visual evoked potentials.Research in Autism Spectrum Disorders., 7, 710-720.
Ito H, Tani I, Yukihiro R, Adachi J, Hara K, Ogasawara M, Inoue M, Nakamura K, Uchiyama T, Ichikawa H, Sugiyama T, Hagiwara T, Tsujii M (2012): Validation of an Interview-Based Rating Scale Developed in Japan for Pervasive Developmental Disorders.Research in Autism Spectrum Disorders, 6, 1265-1272.
Katagiri M, Kasai T, Kamio Y, Murohashi H (2012): Individuals with Asperger's Disorder Exhibit Difficulty in Switching Attention from a Local Level to a Global Level.J Autism Dev Disord, 43, 395-403.
Tsuchiya KJ, Matsumoto K, Yagi A, Inada N, Kuroda M, Inokuchi E, Koyama T, Kamio Y, Tsujii M, Sakai S, Mohri I, Taniike M, Iwanaga R, Ogasahara K, Miyachi T, Nakashima S, Tani I, Ohnishi M, Inoue M, Nomura K, Hagiwara T, Uchiyama T, Ichikawa H, Uchida H, Kobayashi S, Miyamoto K, Nakamura K, Suzuki K, Mori N, Takei N (2012): Reliability and validity of the Autism Diagnostic Interview-Revised-Japanese Version.J Autism Dev Disord, 43, 643-662.
Kuwano Y, Kamio Y, Kawai T, Katsuura S, Inada N, Takaki A, Rokutan K (2011): Autism-associated gene expression in peripheral leucocytes commonly observed between subjects with autism and healthy women having autism children. PloS ONE, 6(9):e24723.Epub 2011 Sep 15.
Mistudo T, Kamio Y, Goto Y, Nakashima T, Tobimatsu S (2011): Neural responses in the occipital cortex to unrecognizable faces. Clinical Neurophysiology, 122, 708-718.
Noriuchi M, Kikuchi Y, Yoshiura T, Kira R, Shigeto H, Hara T, Tobimatsu S, Kamio Y (2011): Altered white matter fractional anisotropy and social impairment in children with autism spectrum disorder. Brain Research, 1342, 141-149.
Kuroda M, Wakabayashi A, Uchiyama T, Yoshida Y, Koyama T, Kamio Y (2011): Determining differences in social cognition between high-functioning autistic disorder and other pervasive developmental disorders using new advanced “mind-reading” tasks. Research in Autism Spectrum Disorders, 5, 554-561.
Koyama T, Kamio Y, Inada N, Inokuchi E (2011): Maternal age at childbirth and social development in infancy. Research in Autism Spectrum Disorders, 5, 450-454.
Yamasaki T,Fujita T,Ogata K, Goto Y, Munetsuna S, Kamio Y, Tobimatsu S (2011): Electrophysiological evidence for selective impairment of optic flow perception in autism spectrum disorder, Research in Autism Spectrum Disorders, 5, 400-407.
Inada N, Koyama T, Inokuchi E, Kuroda M, Kamio Y (2011): Reliability and validity of the Japanese version of the Modified Checklist for Autism in Toddlers (M-CHAT). Research in Autism Spectrum Disorders, 5, 330-336.
Fujita T, Yamasaki T, Kamio Y, Hirose S, Tobimatsu S (2011): Parvocellular pathway impairment in autism spectrum disorder: Evidence from visual evoked potentials. Research in Autism Spectrum Disorders, 5, 277-285.
Maekawa T, Tobimatsu S, Inada N, Oribe N, Onitsuka T, Kanba S, Kamio Y (2011):Top-down and bottom-up visual information processing of non-social stimuli in high-functioning autism spectrum disorder. Research in Autism Spectrum Disorders, 5, 201-209.
Inada N, Kamio Y, Koyama T (2010): Developmental chronology of preverbal social behaviors in infancy using the M-CHAT: Baseline for early detection of atypical social development. Research in Autism Spectrum Disorder, 4, 605-611.
Katagiri M, Inada N, Kamio Y (2010): Mirroring Effect in 2- and 3-Year-Olds with Autism Spectrum Disorder. Research in Autism Spectrum Disorders, 4, 474-478.
Koyama T, Inokuchi E, Inada N, Kuroda M, Moriwaki A, Katagiri M, Noriuchi M, Kamio Y (2010): Utility of the Japanese version of the Checklist for Autism in Toddlers (CHAT-J) for predicting pervasive developmental disorders at age 2. Psychiatry and Clinical Neurosciences, 64, 330-332.
Inada N, Kamio Y (2010): Short forms of the Japanese version WISC-III for assessment of children with autism spectrum disorders. Japanese Journal of Child and Adolescent Psychiatry, 51, Supplement 11-19.
Koyama T, Kamio Y, Inada N, Kurita H (2009): Sex differences in WISC-III profiles of children with high-functioning pervasive developmental disorders. Journal of Autism and Developmental Disorders, 39, 135-141
Ishida R, Kamio Y, Nakamizo S (2009): Visual Illusions in Children with High-Functioning Autism Spectrum Disorders. Psychologia, 52, 175-187
Kamio Y, Robins D, Kelley E, Swainson B, Fein D(2007): Atypical Lexical/Semantic Processing in High-Functioning Autism Spectrum Disorders without Early Language Delay. Journal of Autism and Developmental Disorders, 37, 1116-1122.
Kamio Y, & Toichi M (2007): Memory illusion in high-functioning autism and Asperger's disorder. Journal of Autism and Developmental Disorders, 37, 867-876.
Kamio Y, Wolf J, Fein D(2006): Automatic processing of emotional faces in children and adolescents with high-functioning pervasive developmental disorders: An affective priming study. Journal of Autism and Developmental Disorders, 36, 155-167.
安達潤, 齊藤真善, 萩原拓 (2012): アイトラッカーを用いた高機能広汎性発達障害者における会話の同調傾向の知覚に関する実験的検討.児童青年精神医学とその近接領域, 53, 561-576.
稲田 尚子, 黒田美保, 小山智典, 宇野洋太, 井口英子, 神尾陽子 (2012): 日本語版反復的行動尺度修正版(RBS-R)の信頼性・妥当性に関する検討.発達心理学研究, 23, 123-133.
稲田尚子, 神尾陽子 (2012):自閉症スペクトラム幼児に対する早期支援の有効性に対する客観的評価:成果と考察. 乳幼児医学・心理学研究, 20(2) , 73-81.
小山智典, 稲田尚子, 神尾陽子 (2009):ライフステージを通じた支援の重要性:長期予後に関する全国調査をもとに. 精神科医治療学, 24, 1197-1202.
神尾陽子, 辻井弘美, 稲田尚子, 井口英子, 黒田美保, 小山智典, 宇野洋太, 奥寺崇, 市川宏伸, 高木晶子 (2009): 対人応答性尺度 (Social Responsiveness Scale) 日本語版の妥当性検証:広汎性発達障害日本自閉症協会評定尺度 (PDD-Autism Society Japan Rating Scales: PARS) との比較. 精神医学, 51, 1101-1109.
安達潤, 行廣隆次, 井上雅彦, 辻井正次, 栗田広, 市川宏伸, 神尾陽子, 内山登紀夫, 杉山登志郎 (2008): 広汎性発達障害日本自閉症協会評定尺度(PARS)短縮版の信頼性・妥当性についての検討. 精神医学, 50,431-438.
藤田貴子, 山崎貴男, 神尾陽子, 飛松省三 (2007):自閉症スペクトラムにおける視機能評価:視覚誘発電位を用いた検討. 認知神経科学, 9(3), 257-261.
神尾陽子, 行廣隆次, 安達潤, 市川宏伸, 井上雅彦, 内山登紀夫, 栗田広, 杉山登志郎, 辻井正次 (2006): 思春期から成人期における広汎性発達障害の行動チェックリスト:日本自閉症協会版広汎性発達障害評定尺度(PARS)の信頼性・妥当性についての検討. 精神医学, 48, 495-505.
神尾陽子, 稲田尚子 (2006): 1歳6ヵ月健診における自閉症またはその他のPDD早期発見についての予備的研究. 精神医学, 48, 981-990.

総説
神尾陽子 (2014): 発達障害のアセスメント. 精神療法, 40(3), 445-450.
神尾陽子 (2014): 自閉症スペクトラムの縦断的発達研究. 臨床心理学, 14(3), 378-381.
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高橋 秀俊, 神尾 陽子 (2014): 自閉症研究のエンドフェノタイプ. 精神保健研究, 27, 27-33.
高橋 秀俊, 中鉢 貴行, 森脇 愛子, 武井 麗子, 飯田 悠佳子, 荻野 和雄, 神尾 陽子 (2014): 自閉症スペクトラム児の聴覚性驚愕反射に関する神経生理学的検討. 日本生物学的精神医学会誌, 24(4), 229-234.
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神尾陽子, 荻野和雄, 高橋秀俊 (2013): 自閉症スペクトラム障害の疫学研究から. 最新医学, 68, 2080-2087.
神尾陽子, 森脇愛子, 武井麗子, 稲田尚子, 井口英子, 高橋秀俊, 中鉢貴行 (2013): 未診断自閉症スペクトラム児者の精神医学的問題. 精神神経学雑誌, 115 (6), 601-606.
神尾陽子 (2013): 自閉症スペクトラム障害の診断の根拠とは何か. 教育と医学, 61(4), 264-274.
神尾陽子 (2013): 自閉症スペクトラム障害の早期発見:ライフステージにわたる支援のために. コミュニケーション障害学, 30, 18-24.
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石飛信, 荻野和雄, 小坂浩隆, 神尾陽子 (2014): ASDと注意機能. 精神科, 24(2), 178-181.
森脇愛子, 神尾陽子 (2013): 我が国の小・中学校通常学級に在籍する一般児童・生徒における自閉症的行動特性と合併精神症状との関連. 自閉症スペクトラム研究, 10 (1), 11-17.
黒田美保, 川久保友紀, 桑原斉, 金生由紀子, 神尾陽子 (2013): 自閉症スペクトラム障害成人への小集団認知行動療法の研究過程でみられた閾下症例. 精神神経学雑誌,623-629.
神尾陽子 (2013): 自閉症の子どもの育ちを支える社会に. 社団法人学士会, 899, 62-67.
神尾陽子 (2013): 自閉症スペクトラム障害の診断の根拠とは何か. 教育と医学, 61, 4-14.
神尾陽子 (2012): 子どもの社会性の発達の障害. 特集子どもの社会性の形成・発達の基礎基盤. 子どもと発育発達, 10, 161-165.
高橋秀俊,深津玲子,神尾陽子 (2012): 成人ASDの社会参加に向けて.精神科, 21, 687-691.
稲田尚子, 神尾陽子 (2012): 早期アセスメントと早期支援. 臨床心理学, 12, 628-633.
神尾陽子(2011): カレント・トピックス 発達障害対策はどのようにすすめられているか. 精神科治療学, 26(1), 113-116.
神尾陽子(2011): 20年後を見据えた精神医学・心身医学研究の展望特集. 児童精神医学研究の将来展望. 学術の動向, 7, 15-19.
神尾陽子(2011): 教育講演 児童期から成人期へ:レジリエンスという視点. 児童青年精神医学とその近接領域, 52(4),379-384.
神尾陽子(2011):自閉症スペクトラム障害の早期発見をめぐって.教育と医学, 691, 49-57.
神尾陽子(2010): 発達障害の子どものさまざまな育ちを支える.学術の動向, 15, 58-63.
神尾陽子(2010): いま発達障害をどうとらえるか.地域保健, 41 (9), 24-31.
神尾陽子(2009): 自閉症概念の変遷と今日の動向. 児童青年精神医学とその近接領域, 学会発足50周年記念特集号50, 124-129.
神尾陽子(2009): 発達障害の診断の意義とその問題点. コミュニケーション障害学, 26, 192-197.
神尾陽子, 井口英子(2009): 発達障害者と精神科医療の役割:最近の傾向と今後の課題. 日本精神科病院協会雑誌, 28, 14-20.

著書
Kamio,Y., & Inada, N. (2014): Early Diagnosis of ASD in Toddlers and School Children: Community Studies and National Surveys in Japan. In V.B. Patel, V.R. Preedy, C.R. Martin. (eds.), Comprehensive Guide to Autism. 2561-2577.New York, Springer New York.
Kamio,Y., Tobimatsu, S., & Fukui, H. (2011): Developmental disorders. In J. Decety, J. Cacioppo (eds.), The Oxford Handbook of Social Neuroscience(Oxford Library of Psychology), 848-858. Oxford, Oxford University Press.
Yamazaki, T., Fujita, T., Kamio, Y, & Tobimatsu, S. (2011): Motion perception in autism spectrum disorder. (eds.), In A. M. Columbus (ed.),Advances in Psychology Research, Vol.82, Motion Perception. 197-211.Nova Science Publishers, New York.
神尾陽子(監修)(2012): 成人期の自閉症スペクトラム診療実践マニュアル. 東京, 医学書院.
神尾陽子(2012): 精神科医療で出会う自閉症スペクトラム障害のあるおとなたち. 成人期の自閉症スペクトラム診療実践マニュアル. 神尾陽子(編集).2-12 , 東京, 医学書院.
神尾陽子(2012): 自閉症の男性と女性の違い. 成人期の自閉症スペクトラム診療実践マニュアル. 神尾陽子(編集).13-14 , 東京, 医学書院.
神尾陽子(2012): ASDに特有な認知および言語特性.成人期の自閉症スペクトラム診療実践マニュアル. 神尾陽子(編集).15-22 , 東京, 医学書院.
神尾陽子(2012): コクラン・レビューより①ASDにおけるリスペリドンを用いた治療. 成人期の自閉症スペクトラム診療実践マニュアル. 神尾陽子(編集).61-61 , 東京, 医学書院.
神尾陽子(2012): コクラン・レビューより②ASDにおけるSSRIを用いた治療. 成人期の自閉症スペクトラム診療実践マニュアル. 神尾陽子(編集).62-62 , 東京, 医学書院.
神尾陽子(2012): 症例編. 成人期の自閉症スペクトラム診療実践マニュアル. 神尾陽子(編集).86-175 , 東京, 医学書院.
神尾陽子(編集)(2012): 特集 大人の発達障害.治療8月号. 東京, 南山堂.
神尾陽子(2012): 今月の視点. 特集 大人の発達障害.治療8月号. 1363-1363 , 東京, 南山堂.
神尾陽子(2012): 診療の視点‐何ができるか. 特集 大人の発達障害.治療8月号. 1364-1369 , 東京, 南山堂.
神尾陽子(2012): 総合医学としての子どもの心の診療のあり方.治療8月号. 1360 , 東京, 南山堂.
神尾陽子(2012): 世界の医学誌から-JAMA-「自閉症児は前頭前野の神経細胞が過剰に増加」. 解説:胎生期から始まる自閉症脳の発達病理の1つの直接的証拠.The Mainichi Medical Journal 8(2). 95 , 東京, 毎日新聞社出版局.
神尾陽子(監訳), Uta Frith (原著), 華園 力 (翻訳) (2012): ウタ・フリスの自閉症入門-その世界を理解するために. 1-178 , 東京, 中央法規出版.
神尾陽子(2012): 自閉性障害 a.乳幼児期.現代児童青年精神医学(改訂第2版). 山崎晃資 牛島定信 栗田広 青木省三(編著) . 東京, 永井書店.
稲田尚子, 神尾陽子(2012): スクリーニングのツール. 総説. 発達障害 早めの気づきとその対応. 市川宏伸, 内山登紀夫(編集).7-23 , 東京, 中外医学社.
稲田尚子, 神尾陽子(2012): M-CHAT (Modified Checklist for Autism in Toddlers乳幼児期自閉症チェックリスト修正版発達障害 早めの気づきとその対応. 市川宏伸, 内山登紀夫(編集).24-33 , 東京, 中外医学社.
神尾陽子(2012): 広汎性発達障害(自閉症とアスペルガー障害).今日の治療指針: 私はこう治療している2012年度版. pp.860-861 山口徹, 北原光男, 福井次矢編, 東京, 医学書院.
神尾陽子(2012): 広汎性発達障害(自閉症スペクトラム障害).今日の精神疾患治療指針. pp.295-298 樋口輝彦, 市川宏伸, 神庭重信朝田隆中込和幸編, 東京, 医学書院.
神尾陽子(2011):アスペルガー症候群の性差による援助の違いは?. EBM精神疾患の治療2010-2011. pp343-347. 上島国利,三村将,中込和幸,平島奈津子編.東京,中外医学社.
高橋秀俊, 神尾陽子, 長尾圭造 (2011): 思春期の子どもの災害反応. 大災害と子どものストレス. pp. 21-23 藤森和美, 前田正治編著. 東京, 誠信書房.
神尾陽子 (2011):子どものこころの発達. からだの科学: 子どもの発育・発達と病気. pp.8-11, 五十嵐隆編. 東京,日本評論社.
神尾陽子 (2011):広汎性発達障害/アスペルガー症候群以外. 精神科・わたしの診療手順. 臨床精神医学 第40巻増刊号, 354-356. 「臨床精神医学」編集委員会編, 東京, アークメディア.
神尾陽子(2010):自閉症スペクトラムと発達認知神経科学. 脳とソシアル:発達と脳―コミュニケーション・スキルの獲得過程. pp.19-37. 岩田誠, 河村満編, 東京, 医学書院.
神尾陽子(2010): 広汎性発達障害の神経心理学. 広汎性発達障害:自閉症へのアプローチ. 専門医のための精神科臨床リュミエール19. pp. 47-52. 市川宏伸編. 東京, 中山書店
神尾陽子(2010): 自閉症(小児自閉症).今日の精神科治療ガイドライン2010年版, 精神科治療学 Vol.25 増刊号, pp. 260-261.「精神科治療学」編集委員会編. 東京, 星和書店.
神尾陽子(2010):自閉症スペクトラムの発達認知神経科学. 発達障害の臨床心理学. pp.17-33. 東條吉邦, 大六一志, 丹野義彦編, 東京, 東京大学出版会.
神尾陽子(2009):第4章 ライフサイクルと社会精神医学. 第2節 乳幼児期. pp.144-149. 日本社会精神医学会編, 社会精神医学. 東京, 医学書院.
神尾陽子(2009): 成因:神経心理学的観点から. 日常診療で出会う発達障害のみかた. pp.35-42. 市川宏伸, 鈴村俊介編. 東京, 中外医学社.
神尾陽子, 小山智典(2009):自閉症の早期発見. 自閉症:幼児期精神病から発達障害へ. pp.35-48. 高木隆郎編, 東京, 星和書店.
神尾陽子(2009):自閉症の成り立ち:発達認知神経科学的研究からの再考.自閉症:幼児期精神病から発達障害へ. pp.87-100. 高木隆郎編, 東京, 星和書店.
神尾陽子(2009):自閉症研究:今後の課題. 自閉症:幼児期精神病から発達障害へ.pp.263-266. 高木隆郎編, 東京, 星和書店.


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