タイトル画像 精神医療の見える化プロジェクト [PECO (Phychiatric Electronic Clinical Observation)]

精神科病院の入院処遇における医療水準の向上システムの開発に関する研究 (PECO: Psychiatric Electronic Clinical Observation 研究)

PECO  Psychiatric Electronic Clinical Observation とは

 精神科入院医療環境の変化に伴い、わが国でも医療の質を考える際に外形的なものからプロセスやアウトカムを求められるようになってきました。しかし、動態サーベイや「良い医療とは何か」に対する答えは未だ明らかにはなっていません。そこで精神科入院医療のプロセスを中心とした中身についての全般的なデータを収集し、国際的な比較も視野に置いたベンチマーキングを提供することの必要性が高まってきました。 現状では、さまざまな立地・文化の中でそれぞれの病院が、日々工夫と努力を重ね精神医療を行っていますが、それらのスタンダードはどのあたりにあるのかを客観的に知り得るソースは限られています。そこで、今、提供している医療はどこがどのくらい良質といえるのか? 自院の優れた点はどこか? について、それが「見える」システムを作成しました。それがPECO ‐Psychiatric Electronic Clinical Observation‐システムです。現在、電子カルテから日常の業務での入力内容がそのままデータ収集されるシステムが完成し、その運用を開始しています。 PECOにより蓄積されたデータを分析することにより、入院治療を受けた患者がどのような動態をたどるのか、地域における医療資源必要量はどれくらいか、あるべき医療体制の姿の検討における資料になると考えています。さらに世界的にもまだ見いだされていない「良い医療とは何か」に対する答えを探索するためのツールとして活用することも重要な目的です。

画像 PECO全体図

PECOにより比較可能な23指標

毎月13日に「隔離拘束」「身体管理と薬物療法」「処遇」「予後」に関する23指標と月次データについて、参加病院に集計結果をフィードバックします。13日以降にhttps://peco.ncnp.go.jpからPECOにログインすることにより、簡単に閲覧することができます。院内で活用できるように、表示できるグラフはすべてダウンロードが可能です。

  • 画像 PECOで比較可能な23指標
  • 画像 月次データのグラフイメージ

病院でのPECOを活用するために

PECOを院内で導入したが、そのデータをどのように活用するのか、困っていませんか。そんな参加施設のために、活用の例をご紹介します。
ある病院ではPECOの導入に向けて、PECOの操作やグラフの読み方に関する勉強会を開催して準備を行いました。その結果院内にスムーズにPECOシステムが周知され、3ヶ月後には具体的な改善計画を立て、改善に向けた努力が実施されています。

  • 画像 PECOの活用例

現在の参加施設数

参加申し込み施設 37 施設 / データアップロード 26 施設
2016/8現在

PECOへのご参加をご希望の方

申し込みについて
PECOへの参加申込みは随時受け付けています。参加をご希望の方は参加申込みフォーム、PECOの利用にあたってに必要事項をご記入のうえ、PECO事務局まで送信して下さい。また参加について検討している方はいつでもPECO事務局へお問い合わせ下さい。
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  • PECOの利用にあたっての注意事項ダウンロードボタン
現在NCNPと契約している電子カルテベンダー
電子カルテベンダーの画像 RESCHO
電子カルテベンダーの画像 亀田医療情報株式会社
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電子カルテベンダーの画像 株式会社シーエスアイ
電子カルテベンダーの画像 liveworks
電子カルテベンダーの画像 京セラ丸善
電子カルテベンダーの画像 株式会社管理工学研究所

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