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治療研究参加者募集

複雑性悲嘆の認知行動療法(Complicated Grief Treatment, CGT)とは

この治療法では、複雑性悲嘆の症状が長引いている理由は①つらかった記憶を思い出さないようにせき止めていること、②苦痛な思いに妨げられて故人の思い出を振り返ることができず、亡くなった人を自分の心の中に新たに位置づけることができないこと、③そのために故人のいない生活を受け入れられず適応できないことにあると考えられています。そのため、治療という安全な枠組みの中で、その記憶を表現し、思い出を整理することが、有効であるといわれています。
治療のプログラムには、複雑性悲嘆の症状とそれが生じる心の仕組みの理解、苦痛のために避けている状況や記憶に向き合うこと、亡くなった方についての感情を整理すること、新たな人生の目標の設定、などの項目が含まれています。この治療は、シア博士した作成した治療マニュアルに従って行われ、週1回、16回の面接で終了できるようにプログラムが組まれています。治療は90分から120分間ですが、次回の面接までの間にご自宅でも決められた手続きに従って、治療の内容を復習して頂いたり宿題をしていただく必要があります。

この治療研究の対象になるのは以下の要件を満たす方です。
□大切な方を失ってから13か月以上経過している
□年齢:20歳以上
□複雑性悲嘆の診断基準を満たす
□毎週1回治療に通うことができる
注)妊娠中や授乳中の方、現在死別に関することで刑事裁判や民事裁判を行っている方、また治療を続ける上で支障のあるようなお身体の病気、重度のうつ病等の合併などがある場合には、治療の影響が心配されますので、参加することができません。また、現在どこか医療機関にかかられている方には、主治医の先生より治療参加についての事前のご承諾をいただくようお願い申し上げます。

研究参加を希望される方は
以下のサイトの問い合わせフォームからお申込みください。

「長引く悲嘆に悩んでいる方へ
複雑性悲嘆のための心理療法(CGT)研究ウェブサイト」
http://www.j-cgt.jp/