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研究テーマ
 当研究室(国立精神・神経医療研究センター神経研究所疾病研究第四部)は、精神・神経疾患研究委託費、さらには文科省科学研究費補助金、厚労省科学研究費補助金、医薬基盤研保健医療分野における基礎研究推進事業、科学技術振興機構CRESTなどの競争的外部研究資金等を獲得し、神経変性疾患からこころの分子基盤にわたる様々な研究課題に多角的な視点から取り組んでいます(下図)。



 なお、グリア研究に関するエッセイがニュースレター Brain & Mind 第6巻に掲載されました。また少し前の記述になりますが神経化学Vol.45(No.1),2006 に研究室の紹介文(転載許可を得ています)が掲載されています。また個々の研究について日本語総説がいくつか出ています。

1.オーバービュー
2.神経変性疾患の病態解明と発症予防・治療法の開発
3.脳神経系の再生医学的研究
4.生体とグリアに関する研究
5.こころの分子基盤

 遺伝子・蛋白質から神経回路・行動、生体までを網羅した多角的な研究アプローチが私たちの研究室の特徴です。方法論的には分子生物学から電気生理学・行動科学までを網羅した総合戦略的な研究が展開されています。これまで個々に進行していた変性研究、再生研究、個体を用いた研究が疾患の克服をキーワードに有機的に集約するようになってきており、今後の研究の展開が楽しみな状況となっています。
 個々の研究テーマは多岐にわたっていますが、これは総合的な視野を持った若手研究者を育成するという方針に基づきます。脳の中だけを観察するのが脳科学でなく、広く生体を観察するのが脳科学の真髄と考えます。なぜ?と思うこころを大事に世界的なレベルで研究を行える若手の人材を輩出していきたいと考えています。

主な競争的外部研究資金は下記のとおり
  1. 厚生労働科学研究費補助金こころの健康科学研究事業
    「神経変性疾患の根本的治療の実現をめざした新規モデル動物での
    先端的治療法の開発と確立」(終了)
  2. 厚生労働科学研究費補助金ヒトゲノム・再生等研究事業
    「ユビキチンシステムの多機能性を活用した脳神経系加齢性病態の克服」(終了)
  3. 精神・神経疾患研究委託費研究課題
    「中枢神経系の潜在的損傷修復能の賦活化に関する開発的研究」(終了)
  4. 医薬基盤研究所保健医療分野における基礎研究推進事業
    「アルツハイマー病など神経変性疾患関連遺伝子の機能解析と
    戦略的創薬・診断技術の開発」

  5. 科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業(CREST)
    「脳発達を支える母子間バイオコミュニケーション」

  6. 文部科学省科学研究費補助金特定領域研究神経グリア回路網
    「疾患モデル動物を用いたグリア・ニューロン相互作用の解明」(終了)
  7. 文部科学省科学研究費補助金
    「脱ユビキチン化酵素による神経細胞機能発現の統合的制御」

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