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研究員 : 窪田 慎治

経歴(略歴)

2007年3月 都立保健科学大学(現:首都大学東京)健康科学部卒業 
2007年4月 藤田保健衛生大学病院 リハビリテーション部
2009年11月 藤田保健衛生大学七栗サナトリウム リハビリテーション部
2014年3月 広島大学大学院総合科学研究科 修士課程修了
2014年4月 日本学術振興会特別研究員 DC1
2016年4月 国立精神・神経医療研究センター神経研究所
モデル動物開発研究部 研究生
2016年9月 広島大学大学院総合科学研究科 博士課程修了(学術)
2016年10月 日本学術振興会特別研究員 PD
2017年4月 国立精神・神経医療研究センター神経研究所
モデル動物開発研究部 博士研究員

研究内容

身体運動に伴い励起される体性感覚情報は、我々が意図した通りに身体を動かす為には欠かすことができません。運動技能を獲得する過程では、体性感覚情報をもとにTrial and Errorを繰り返し、運動が修正されていきます。この時、意識的に手先などの感覚に注意を向けることで運動に伴う感覚が鋭敏になることを経験します。一方、心理学的には、運動時に末梢神経を刺激すると、その刺激を知覚しにくくなることが広く知られています。これは、目的の運動を行うために、運動制御にあまり重要でない体性感覚情報を抑制するためではないかと考えられています。このような状況に応じた体性感覚情報の制御機構については未だ不明な点が多く、この運動に伴う感覚情報処理を担う神経基盤に関して明らかしていきたいと考えています。

 

研究業績

  1. Kubota S, Tanabe S, Sugawara K, Muraoka Y, Itoh N, Kanada Y. Stimulus point distribution in deep or superficial peroneal nerve for treatment of ankle spasticity. Neuromodulation. 16:251–255, 2013.
  2. Uehara K, Morishita T, Kubota S, Funase K. Neural mechanisms underlying the changes in ipsilateral primary motor cortex excitability during unilateral rhythmic muscle contraction. Behavioural Brain Research. 240:33–45, 2013.
  3. Kubota S, Uehara K, Morishita T, Hirano M, Funase K. Inter-individual variation in reciprocal Ia inhibition is dependent on the descending volleys delivered from corticospinal neurons to Ia interneurons. Journal of Electromyography and Kinesiology. 24:46–51, 2014.
  4. Uehara K, Morishita T, Kubota S, Funase K. Functional difference in short- and long-latency interhemispheric inhibition from active to resting hemisphere during a unilateral muscle contraction. Journal of Neurophysiology. 111:17–25, 2014.
  5. Kubota S, Hirano M, Morishita T, Uehara K, Funase K. Patterned sensory nerve stimulation enhances the reactivity of spinal Ia inhibitory interneurons. Neuroreport. 26:249–253, 2015.
  6. Kubota S, Hirano M, Koizume Y, Tanabe S, Funase K. Changes in the spinal neural circuits are dependent on the movement speed of the visuomotor task. Frontiers in Human Neuroscience. 9:1–14, 2015.
  7. Hirano M, Kubota S, Tanabe S, Koizume Y, Funase K. Interactions among learning stage, retention, and primary motor cortex excitability in motor skill learning. Brain Stimulation. 8:1195–1204, 2015.

 

競争的資金

2014年4月ー2017年3月 学術振興会特別研究員奨励費 

自己紹介

これまで、脳卒中や脊髄損傷などの中枢神経障害後のリハビリテーション医療に携わると共に、ヒトを対象として随意運動制御の神経機構に関する研究を行ってきました。ヒトの巧みで繊細な運動を可能にしている中枢神経機能の理解は、リハビリテーション医療の発展には欠かすことはできません。モデル動物を用いた研究は初めてとなりますが、これまでの経験を生かし基礎研究と臨床研究の橋渡しができるような研究を行っていきたいと思っています。

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