TMC事務局
Tel:042-341-2711(大代表)

ホーム教育・研修若手育成カンファレンス > 第27回 若手育成カンファレンス報告書

第27回 若手育成カンファレンス報告書

 2013年5月22日、第27回若手育成カンファレンスとして、若手研究グループより竹田和良さん(病院 第一精神診療部)より発表が行われました。

「統合失調症におけるワーキングメモリ障害の評価及び治療法の開発」
竹田 和良(病院 第一精神診療部)

 統合失調症における認知機能障害は、社会適応や就労状況といった機能的転帰に強く相関することが知られており、その障害を適切に診断・治療することが必要不可欠ですが、既存薬物では認知機能改善薬としてのエビデンスに乏しいといわれています。一方で、認知リハビリテーションの効果が示されつつありますが、その治療技法は未確立な状況です。また、既存の評価尺度による効果判定では、その改善効果の神経基盤を明らかにするのが困難な状況です。従って、認知リハビリテーションによる認知機能改善の維持や社会機能との関連性について明らかにするには、脳画像法等を用いた神経科学的な検討が求められています。竹田さんは、統合失調症患者の認知機能障害のなかでも比較的障害の程度が強いとされるワーキングメモリ障害と脳画像に焦点を当てて検討されています。今回の発表では、昨年度に研究の準備段階として実施した認知リハビリテーションやfMRIの条件設定について報告されました。

[ TOPへ戻る ]