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第33回 若手育成カンファレンス報告書

 2014年1月22日、第33回若手育成カンファレンスが開催され、若手研究グループの樋口愛さん(病院 看護部)が研究計画を発表されました。

「非経口摂取の重症心身障碍児(者)における口臭原因の検討」
樋口 愛(病院 看護部)

 多くの非経口摂取の重症心身障碍児(者)は、日常生活で介助を要し、意思疎通が困難です。そのため、介助者による日常的なケアのみならず異常の早期発見が必要となります。

 我われは、医科・歯科領域の疾患の早期発見のために、90%以上が口腔内に原因がある「口臭」の活用を検討しました。しかし、非経口摂取の重症心身障碍児(者)は口腔内の違和感や痛みを訴えることが難しく、口腔環境は複雑で、口臭の原因が一般とは異なっている可能性があります。そこで、本研究では「非経口摂取の重症心身障害児(者)は、口腔環境が悪化していると、口臭が強くなる」という仮説を検証することにしました。

 対象は、経管栄養管理がなされている非経口摂取の重症心身障碍児(者)30名とし、口腔内診査、口腔内嫌気性細菌培養検査、口臭測定検査を実施します。1回目の測定・検査では、官能評価にて口臭があり、口臭測定器での数値も異常値を示したにもかかわらず、歯周病原因菌は検出されないという結果が出ています。2014年4月末までに対象者の測定・検査を終了する予定です。

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