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気分障害先端治療センター

ごあいさつ

 うつ病や躁うつ病で通院している人は約100万人、実際の患者数はその4~5倍とも言われ、予備軍も含めると10人に1人という数字もあります。うつ病や躁うつ病といった気分障害は休業、失業、自殺などの大きな要因となっています。気分障害の原因はいまだに不明な部分が多いのですが、診断は面接によって行われ、生化学的、生理学的な検査や画像により診断される事がほとんどありません。また薬が効かないケースも多く、原因の解明と新たな治療法の開発は喫緊の課題です。

 このような背景から2017年6月に気分障害の治療・研究を目的とした「気分障害先端治療センター」が国立精神・神経医療研究センター(NCNP)内に開設されました。

気分障害先端治療センターのご紹介

 気分障害先端治療センターでは様々な分野の専門家が協力して治療と研究を行い、次世代の気分障害の治療を確立することを目指しています。また研究面では、病院と研究所との連携体制を強化し、生化学的な解明とバイオマーカー開発に取組むとともに、高精度脳画像データを多数収集し、新たな診断法の開発を行います。さらに、患者様、ご家族、医療関係者、国民全体が気分障害に関して正しい知識を持っていただけるよう、情報発信していきます。

対象者

うつ病、双極性障害といった気分障害の方が対象ですが、いずれかの病気を疑っておられる方も対象です。

診察の申込み方法について

初診は 完全予約制 です。
詳細は センター病院のHP 初診について をご覧ください。
診療申込書をダウンロードしてFAXでの予約となります(FAX: 042-346-1681)。
他院で治療している方は、来院時に紹介状をお持ちください。

診療の流れ

初診時に予診と検査を行い、二回目からは専門外来担当医が診療(本診)を致します。必要に応じて当センターの他の部門と連携して診療を行います。

検査について

  • 採血
  • 心電図
  • 胸部X線
  • 光トポグラフィー検査(NIRS)
  • MRI
  • 認知機能検査、心理検査など

専門外来担当医

担当医
住吉 月曜 午前
功刀 火曜 午後
吉田 金曜 午後

功刀 浩
NCNP神経研究所疾病研究第三部・部長
NCNPセンター病院精神科医師併任
医学博士、精神保健指定医、日本精神神経学会専門医、
日本臨床栄養学会認定臨床栄養医

吉田 寿美子
NCNPセンター病院臨床検査部部長
医学博士、精神保健指定医、日本精神神経学会専門医、
生物学的精神医学、リエゾン精神医学が専門

精神科病棟、認知行動療法(CBT)センター、精神科デイケア、各科診療科、研究所、メディカル・ゲノム・センター、トランスレーショナル・メディカル・センターのスタッフと連携して担当します。

住吉 太幹
NCNP精神保健研究所 児童・予防精神医学研究部・部長
NCNPトランスレーション・メディカルセンター情報管理・解析部・部長およびセンター病院精神科医師併任医学博士、精神保健指定医、日本精神神経学会専門医、指導医
日本臨床精神神経薬理学会、専門医、指導医

治療について

従来から行われている標準的な薬物療法や通電療法以外にも、他施設では殆ど行われていない

  • 栄養学的治療(栄養面の詳しい検査に基づいた栄養補充や食品成分による治療)
  • 認知行動療法(物事の考え方を変えることで気分の改善を図る)、
  • 経頭蓋反復磁気刺激療法(rTMS)、経頭蓋直流刺激療法(tDCS)等の脳刺激療法、
  • 認知リハビリテーション(記憶・学習などの認知機能の改善を図る)、

などの先端的治療(一部は臨床研究段階)に取り組みます。
(③と④は現在準備中です)

 気分障害には不安障害やパニック障害、睡眠障害などを合併するケースも多く、これらについても治療を行っていきます。さらに、ご希望に応じて短期入院による詳しい検査、疾患教育、デイケアによるリワーク(復職訓練)など、当センターの資源を活用して診療を行います。

 1年間経過観察し、完全寛解と社会復帰をめざします。

リンク

当センター内

疾病研究第三部

臨床検査部生理検査部門

メディカル・ゲノム・センター(バイオバンク)

認知行動療法センター

当センター外

日本うつ病学会

アクセス

<センター周辺の地図>

※画像をクリックすると地図の詳細を表示します(pdf)

お問い合わせ

TEL: 042-341-2711 (代)もしくは042-346-2190
外来予約センターから担当者にお繋ぎいたします。

受付時間:平日の9:00-12:00、13:00-17:00

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