院長のご挨拶

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病院長からの挨拶

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

2019年1月1日付けで病院長を拝命致しました中込和幸と申します。昨年の9月9日に永眠された村田前病院長の遺志を引き継ぎ、国立精神・神経医療研究センター病院のミッションである、精神、神経、筋、発達障害の領域における高度先進医療、臨床研究の発展に貢献して参る所存ですので、よろしくお願い致します。

私は、2011年に国立精神・神経医療研究センターに赴任し、治験や臨床研究の支援部門を経て、2014年4月からは副院長、2015年12月からは3年間精神保健研究所長として、精神科領域の疾患研究や医療政策研究の取りまとめを行って参りました。

2017年に村田前病院長の下で行われた病棟改修から1年が過ぎ、新たに設置された4階南病棟の「脳とこころの総合ケアセンター」も順調に稼働し、診療科を超えて精神症状を伴う神経疾患の診療に多職種で取り組んでおります。これまでも当院では多職種が連携して、多角的な視点から診療に当たって参りましたが、同じ病棟で異なる診療科の医師が診療を行う体制ができたことで、より連携が強化され、高い水準の診療が提供されるようになったことは何より喜ばしいことと思っております。

精神、神経、筋、発達障害の病態解明およびその治療に関しては、まだ十分に満足が得られるレベルに達しているとは言えません。当センターは、国立研究開発法人として、当該領域における研究を推進していくミッションを担っております。そのため、病院のほか、2つの研究所、トランスレーショナルメディカルセンター、メディカルゲノムセンター、認知行動療法センター、脳病態統合イメージングセンターが設置され、メディカルアンメットニーズに応えられるよう、研究の推進に努めております。2018年4月に施行された臨床研究法は、これまで以上に臨床研究の質を高めるために、その実施に当たって厳しい条件が付されておりますが、当センターの倫理委員会は認定臨床研究審査委員会に指定されるなど、高い水準で臨床研究を実施する体制を構築しております。エビデンスレベルの高い臨床研究を推進することによって、わが国における精神、神経、筋、発達障害の患者様のQOL、満足感の向上に努めて参りたいと思っております。

一人でも多くの患者様に笑顔で帰っていただける、そんな病院にしていきたいと考えており、すべての職員とともに努力して参りたいと思いますので、何卒よろしくお願い致します。

2019年1月
国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター病院
病院長 中込 和幸