2021年4月22日

患者の皆様へ

国立精神・神経医療研究センター病院
病院長　阿部　康二
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新型コロナウイルス感染者の発生について

　今般、当センター病院の職員１名について、新型コロナウイルス陽性が判明いたしました。
当該職員は４月１９日に他院にてＰＣＲ検査を行ったところ、４月２０日に新型コロナウイルス陽性と判明しました。
　当該職員は、新型コロナウイルス感染症患者さんを受け入れている病棟に勤務しているため、新型コロナウイルス感染症患者さんとの接触はありましたが、他の病棟等の患者さんや職員との接触はなく、保健所の判断では他の患者さんや職員に濃厚接触者はありません。
　なお、当該職員は発症前日の４月１８日に勤務しており、その日に同じ病棟にて勤務していた職員９名について新型コロナウイルス核酸検出検査を実施したところ、９名全員の陰性が確認されましたが、院内の感染対応を強化することにしております。
　また、当該職員の感染経路は現段階では分かっておりませんが、感染拡大のリスクは少ないものと考えて、診療は通常通り行っております。
　今後、保健所の指示を受け適切に対応するとともに、状況が変化した場合には速やかにご報告させていただきます。
　皆様には大変ご心配をおかけしておりますが、引き続き感染拡大防止に全力を尽くし、患者さんの医療が滞ることがないよう努めてまいりますので、ご理解の程お願い申し上げます。

令和３年４月２２日