睡眠力アッププログラムについて

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はじめに

2021/5/21
文責:立山 和久

今回は、精神リハビリテーション部で行っている外来専門プログラムの「睡眠力アッププログラム」についてご紹介します。思うように眠れない、朝起きたいのに昼まで眠ってしまう、日中眠くて活動できない、そんな方におすすめです。

このコラムの内容

このコラムの内容

1.「睡眠力アッププログラム」の概要
2・グループで学ぶ
3.体験して学ぶ
4.おわりに

1.「睡眠力アッププログラム」の概要

「睡眠力アッププログラム」は、作業療法士が担当している、2~8名程度のグループで行うプログラムです。
1回につき2時間程度、全4回をとおして、『グループで、体験しながら』睡眠の改善方法を身につけていきます。そしてプログラム参加の際には活動量計の装着と睡眠日誌の記入をお願いしています。
また、3~6か月後の経過をチェックするフォローアップ回を定期開催し、良い睡眠を維持するサポートもしています。


2.グループで学ぶ

  • 他の参加者の悩みが自分とよく似ていることを知り、「自分一人が悩んでいるわけではない」と思って安心した。
  • 他の参加者の対処方法や生活の知恵を聞き、自分もそれを取り入れることで生活しやすくなった。
  • 他の参加者の話を聞くことで、自分自身を振り返るきっかけになった。

これらは、個人カウンセリングでは得ることが難しい、グループ(集団)療法に特有の効果の一部です。
本プログラムでは自分以外の睡眠に悩みを持つ方々の話を聞き、自分自身の経験を話すことによって、多様な睡眠改善のヒントを得るとともに、「自分だけじゃない」「自分もやってみよう」と前向きになるきっかけが得られます。


3.体験して学ぶ

「睡眠に良いと言われていることを実際にやってみたけれども、本当に正しくできているんだろうか・・・」と不安になったことはありませんか?
本プログラムでは、専門家の指導のもと、実際に体験することで、不安を解消するお手伝いをします。「百聞は一見に如かず」「物は試し」といったことわざがあるように、言葉での説明だけでなく実際に五感を使って体験することで、理解が深まり、日常生活にも取り入れやすくなります。本プログラムでは、運動、感覚、リラクセーションの3種類の睡眠力アップ体験を行っています。


4.おわりに

本プログラムに参加した多くの方から、
「参加前は半信半疑だったが、参加してみて様々な気づきが得られた」
「自分以外の方から、悩みに立ち向かう勇気をもらうことができた」
「リラクセーション体験で教えてもらったストレッチ法がとても自分に合っているようで、家でも続けてやっていきたい」
等のご感想をいただいています。
睡眠力アッププログラムは「くすりに頼らず、学び、実践、よい睡眠」をモットーにしています。おくすりだけでなく、皆さんの眠る力を向上させるヒントを、同じ悩みを持つ方々と一緒に探しませんか?
参加ご希望の場合、主治医にご相談ください。また、当院以外の医療機関に通院中の方も、本プログラムに参加することができます。手続きの方法はこちらをご参照ください。皆さんのご参加をお待ちしております。