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精神疾患病態研究部 長谷川尚美 研究員が第3回日本精神薬学会総会学術集会にて日本精神薬学賞を受賞しました。

2019年11月7日
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター(NCNP)

 



NCNP精神保健研究所 精神疾患病態研究部 長谷川尚美 研究員が
第3回日本精神薬学会総会学術集会にて日本精神薬学賞を受賞しました



国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター(NCNP、東京都小平市、理事長:水澤英洋)精神保健研究所(所長:金 吉晴)精神疾患病態研究部(部長:橋本亮太)の長谷川尚美(はせがわ なおみ)研究員が、第3回日本精神薬学会総会学術集会(2019年9月21日~22日 神戸市にて開催)において一般の部 ポスター部門 日本精神薬学賞を受賞しました。


●受賞演題:
「統合失調症におけるクロザピン治療と医療の質(Quality Indicator)との関連~EGUIDEプロジェクトの処方調査の結果から~」


●研究概要:
EGUIDEプロジェクトは、日本全国で精神科医に対して統合失調症やうつ病の治療ガイドラインの講習を行い、ガイドラインの普及と教育を行うと同時に、その効果を測る目的で、プロジェクト参加施設の入退院時における処方等の調査を実施しています。統合失調症薬物治療ガイドラインで推奨される治療として、治療抵抗性統合失調症に対するクロザピン治療があります。本研究によって、クロザピン治療を実施している施設は、実施していない施設に比べて、ガイドラインで推奨している抗精神病薬単剤治療率が高いことが明らかになりました。また、クロザピンは患者と医療者の共同意思決定の実践が必要な処方薬であり、この結果によって共同意思決定の実践は、その他のガイドラインで推奨している薬物治療の実践にも影響を与える可能性が見出されました。本研究は、ガイドラインの普及と教育による実臨床の処方行動の変化を検証し、よりよい精神科医療を目指すための課題と介入方法を提言することが期待されています。
なお本研究は、2019年度 AMED障害者対策総合研究開発事業(代表者:橋本 亮太;国立精神・神経医療研究センター)、うつ病学会、日本神経精神薬理学会、日本臨床精神神経薬理学会の支援のもと実施しています。



■ NCNP精神保健研究所 精神疾患病態研究部ホームページ

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