NCNP病院 身体リハビリテーション部 加藤太郎理学療法士が第37回日本神経治療学会学術集会 優秀演題賞を受賞

NCNP病院 身体リハビリテーション部 加藤太郎理学療法士が第37回日本神経治療学会学術集会 優秀演題賞を受賞

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2019年11月22日
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター(NCNP)

国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター(NCNP、東京都小平市、理事長:水澤英洋)病院(院長:中込和幸、神経内科部長:高橋祐二)身体リハビリテーション部(部長:水野勝広、医長:西田大輔)理学療法士の加藤太郎(かとう たろう)は、2019年11月5日~7日に開催された第37回日本神経治療学会学術集会のメディカルスタッフポスターにおいて優秀演題賞を受賞し、11月6日の授賞式で表彰されました。

受賞演題

脊髄小脳変性症患者の運動失調に対する短期集中リハビリテーション治療の効果検証

NCNP病院で実施しているプログラムを受けた脊髄小脳変性症患者さんの失調症状・バランス能力の改善を示した内容については、これまで学会でも報告しています。今回は、プログラムを受けた結果を失調症状の評価法であるScale for the Assessment and Rating of Ataxia(SARA)を用いて解析しました。プログラムを受けた脊髄小脳変性症患者さんは、体幹・下肢を中心とした失調症状が有意に改善する結果が得られました。これまでの先行研究では、SARAの合計点での変化から検討した報告が主でしたが、今回、SARAの各項目点を分析することで失調症状の「何が・どこが」改善するのかを明らかにしました。

授賞式の様子 亀井 聡 大会長(左)から表彰される加藤 太郎 理学療法士(右)

亀井 聡 大会長(左)から表彰される加藤 太郎 理学療法士(右)

参考

身体リハビリテーション部