NCNP病院 児童精神科

 当研究部では、国立精神・神経医療研究センター病院の児童精神科で、自閉スペクトラム症(ASD)、注意欠如・多動症(ADHD)、チック症・トゥレット症、知的能力障害などの神経発達症、22q11.2欠失症候群、併存する精神医学的問題、その他の児童期精神疾患に対する治療を行っています(木曜日:担当医師 岡田俊)。

 小児外来の診察室で診療を行っておりますため、基本的には15歳までの小児を対象としておりますが、トゥレット症候群、なかでも成人の難治例につきましては、脳神経外科との連携で脳深部刺激療法(DBS)の適応についても検討させていただいております。そのため成人にも対応させていただいております。

 紹介状は必須ではございません。しかし、これまでの診療経過がある患者様は紹介状をお持ちいただけると助かります。また、診療日は木曜のみでありますため、自ずと対応することのできる診療枠に制限がございます。また、児童精神科の病棟がありませんので、入院治療は行っていません。また夜間や日祝日だけでなく、診察日以外の対応も困難ですので、病状が不安定な場合には他院をご紹介させていただくこともございます。ご紹介の先生におかれましては、病診連携のほど、何卒ご協力をお願い申し上げます。


国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 知的・発達障害研究部

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