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プレスリリース詳細

2019年8月3日
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター (NCNP)


 

NCNP、IAEA協定に基づく新興国における核医学分野の人材育成のための
「実習プログラム」の実施と「国際ワークショップ」を開催しました



 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター(NCNP、東京小平市 理事長:水澤英洋)脳病態統合イメージングセンター(センター長:松田博史、以下IBIC)は、2019年7月末にIAEA協定に基づく新興国の「脳核医学分野の医師のための実習プログラム」の実施と、「国際ワークショップ」を開催しました。

 IBICを中心に、精神・神経・筋疾患、発達障害に対する統合的イメージング研究を推進しているNCNPは、新興国の核医学分野の人材育成を強化するため2018年12月に国内の大学・医療機関11施設のコンソーシアムに参画しました。当コンソーシアムは国際原子力機関(IAEA)と協定を締結しております。磁気共鳴画像(MRI)、ポジトロン断層像(PET)、脳磁図(MEG)、近赤外光トポグラフィー(NIRS)など、複数の脳イメージング技術を有機的に組み合わせることにより多施設共同研究の中核施設として、わが国の臨床画像研究を牽引しております。最近では、脳におけるタウ蛋白質集積が脳内のネットワークにどのような影響を与えるかについて、PETとMRIを用いた先駆的研究を行っています。
 このような中、NCNPは当コンソーシアムへの参画とIAEAとの協定締結により、グローバルな人材育成面でより一層の注力を図るため、特に、てんかん・パーキンソン病・認知症の核医学分野における実習プログラムの実施(2019年7月22日~7月26日)と国際ワークショップ(2019年7月29日~8月2日)を開催しました。実習プログラムでは、中国、マレーシア、タイ、スリランカ、UAEの5名の医師がNCNP病院で実習を受け、技術を習得しました。その後に続く国際ワークショップでは、サウジアラビア、イラン、イラク、イスラエル、UAE、イエメン、パキスタン、タイ、シンガポール、ベトナム、ラオス、バングラデシュ、ミャンマー、フィリピン、ネパール、台湾の総勢27名の核医学医師が参加し、NCNPの医師研究者が技術ノウハウを公開し、交流を深める場としました。

 日本においても脳画像イメージング活用の専門家が少ない中、NCNPによる脳核医学を通じた国際貢献活動の内容および本取り組みの意義、脳画像イメージング活用における最先端分子イメージングの動向と今後の展望について、実習プログラム最終日の7月26日(金)にプレス説明会を実施し、実習プログラムのメディア公開を行いました。


 
プレス説明会の様子
登壇者は松田博史 IBICセンター長


 
実習プログラムの様子
登壇者は松田博史 IBICセンター長


 
ワークショップ参加者一同
 
中東およびアジア各国からのワークショップ参加者と
NCNPスタッフおよび日本核医学会、畑澤 順理事長(前列真ん中)

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