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第36回 若手育成カンファレンス報告書

 2014年6月25日、第36回若手育成カンファレンスが開催され、若手臨床研究グループの坂本岳之さん(病院 看護部)が研究計画を発表されました

「ストレスケア病棟におけるオープン形態での集団認知行動療法の実施可能性の検討」
坂本岳之(病院 看護部)

 集団認知行動療法は欧米においてある特定の単一疾患に対しての効果はそれぞれ認められています。しかし、実臨床で遭遇する患者は複数の併存疾患を有しており、入院という短期の関わりで一定の固定メンバーを維持して、単一の疾患のみを対象に集団認知行動療法を行うことは現実的ではありません。そこで、坂本さんは、「うつ・ストレス」に関連する様々な疾患の入院患者を対象に、オープン形態での集団認知行動療法プログラムを作成・実施しました。前回は、その参加状況および参加状況に応じた抑うつ症状および社会適応能力の改善の程度を比較した成果を中心に、本プログラムの実施可能性を示されました。今回は、この研究を始めようと思った動機、研究をスタートさせるまでの研究体制作りの苦労、実際に研究を行ってみて直面した問題やその対処方法など、ご自身の経験を研究結果報告とは別の視点からお話されました。その中で、坂本さんは、研究で大切な要素は「人とのつながり」であることを強調されていました。そして、研究メンバーが人事異動で入れ替わることによる、一定のマンパワーを維持することの難しさや、研究では、想定もしなかった「まさか」という事態もあることなど臨場感あふれる報告もされていました。マンパワーを維持の困難さに対して、会場からは、スタッフ各自に責任ややりがいを持たせて、後輩育成をすることなどのアドバイスがありました。
 また、見やすいスライドで、テンポよくユーモアも交えながら聴衆を引き付ける発表力は高く評価されました。

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