ホームトピックス一覧 > 竹内芙実(小児神経科診療部)らによる発表が、第55回日本小児神経学会 学術集会優秀賞(ミヤマキリシマ-由布岳賞)を受賞しました

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竹内芙美(小児神経科診療部)
第55回日本小児神経学会学術集会 優秀賞(ミヤマキリシマ-由布岳賞)を受賞
Duchenne型筋ジストロフィーに対するステロイド治療-筋ジストロフィー患者登録システムからの検討-
竹内芙実,木村円,清水玲子,小牧宏文,林由起子,西野一三,川井充

神経筋疾患患者情報登録Remudyの登録情報から、デュシェンヌ型筋ジストロフィー患者に対するステロイド治療の長期効果(歩行可能期間延長効果)について検討した研究です。
ステロイド使用の有無で歩行不能月齢を比較したところ、ステロイド未使用群(315人)は中間値121ヵ月、ステロイド使用群(245人)は中間値132ヵ月で、ステロイド使用群の方が11か月延長していました。
DMD患者に対するステロイド治療の長期効果を検討した研究では世界的にみても過去最大規模の研究です。

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