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新型コロナウイルスの罹患後精神症状に関する疫学的検討(精神・神経疾患研究開発費)

 COVID-19への感染をきっかけに、メンタルヘルス不調の出現や悪化がみられる場合があると指摘されています。感染から時間が経過しても不調が継続することが多く問題視されているものの、どういった要因がメンタルヘルス不調の出現や悪化、長期化に関連するかについては未だ十分に明らかになっていないのが現状です。

 本研究では、COVID-19に感染した方のなかでメンタルヘルス不調に至りやすい方の特徴をあきらかにするため、COVID-19感染経験者を対象に調査研究を行っています。これにより、COVID-19に感染した方たちがメンタルヘルス不調を予防あるいは改善するうえで有効な方策を見出すための示唆が得られると期待しています。

※東京大学大学院が、共同研究機関から外れる運びとなりました。これに伴い、これまで当該大学院に保管されていた参加者の皆様の情報は当センターに全て移管され、今後は当センターのみで活用、保管されます。何卒ご了承のほどよろしくお願いいたします。

西, 羽澄, 片岡, 三宅,臼田