NCNP 行動医学研究部

社会活動

社会活動

市民社会への貢献

  • 摂食障害情報ポータルサイト(一般向けhttps://edcenter.ncnp.go.jp/edportal_general/、専門職向けhttps://edcenter.ncnp.go.jp/edportal_pro/)を運営し、市民および専門職への摂食障害の普及・啓発を行ったポータルサイトには2022年1月−2023年1月の1年間に1,331,744ページビュー、 663,271ユーザー、摂食障害全国支援センターHPに80,954ページビュー、30,908ユーザー(google analytics)のアクセスがあった。(関口、井野、菅原彩子、船場、小原)

専門教育面における貢献

  • 全国の行政職員向け研修会・各地の医師会、大学等の依頼を受け、災害精神保健、コロナ禍の心のケア、トラウマ対応、PTSD治療、犯罪被害者対応、被災者・遺族対応に関する最新知見を提供している。(金)
  • 連携大学教授:東京大学大学院医学系研究科(金)
  • 特別招聘教授:慶応義塾大学環境情報学部(金)
  • Adjunct professor : New York University(金)
  • 客員教授:東北大学大学院医学系研究科・武蔵野大学(金)、東北大学大学院医学系研究科(関口)
  • 非常勤講師:京都大学医学部、学習院大学(金)、筑波大学大学院人間総合科学学術院(小川)、名古屋市立大学医学部•愛知学院大学心身科学部(井野)、東北大学大学院医学系研究科(河西)

保健医療行政政策に関連する研究・調査、委員会等への貢献

1 公的委員会
  • 厚生労働省「健康増進総合支援システム(e―ヘルスネット)」情報専門委員(金)
  • 厚生労働省健康局「被爆体験者精神影響等調査研究事業の拡充に関する検討会」構成員(金)

2 摂食障害治療支援センター設置運営事業
平成26~令和元年度に続きNCNPが摂食障害全国基幹センターに指定され、令和3年度より摂食障害全国支援センター(全国支援センター)に改称され、事務局実施責任者(センター長)を関口が、実施担当者を井野船場中野小原が担当した。令和4年10月に石川県に摂食障害支援拠点病院が5年ぶりに新規指定された。全国摂食障害対策連絡協議会開催及び全国支援センターの設置運営を行い、摂食障害支援拠点病院を統括、ポータルサイトを運営および記事の更新をした。医療従事者を対象にした「摂食障害治療研修~初心者が知っておくべき外来治療」を2回(2022年8月、12月)、摂食障害入院治療研修 『入院治療の留意点とコツ』を1回(2023年1月)オンライン開催し、400名を超える受講者が参加した。また、新規支援拠点病院の設置のために、「摂食障害治療拠点病院設置準備研修会」をウェブ開催し、医療施設・自治体関係者などが参加した。令和2年度に実施した調査結果をもとに、全国の摂食障害治療施設リストを作成し、ウェブ公開した。また、国立国際医療研究センター国府台病院に委託をして、全国の患者・家族・医療関係者を対象とした摂食障害の電話相談窓口『摂食障害「相談ほっとライン」』を継続している。(精神保健等国庫補助金:関口、井野、中野、船場、小原)

センター内における臨床的活動

  • センター病院に併任し、外来診療を行っている。(堀、井野)
  • 摂食障害患者の認知行動療法を実施している。(井野、成田恵、船場、小原)
  • センター病院に併任し、 心療内科で心理面接を行っている.(河西)

その他