主な医療機器

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脳神経外科ナビゲーションシステム

装置名

脳神経外科ナビゲーションシステム
CURVE DUAL DISPLAY(ブレインラボ)

設置場所

手術室

概要

脳神経外科ナビゲーションシステム

頭蓋内にある脳の手術を支援する装置です。具体的には、MRI、CT等の画像データを取り込み、病変の場所や手術している場所をリアルタイムに表示することにより、安定・安全・確実な手術を行うための支援を行います。

MRI装置

装置名

MRI装置
MAGNETOM Verio(シーメンス)

MRI装置MAGNETOM Verio(シーメンス)

MRI装置
Achieva 3.0T TX(フィリップス)

MRI装置Achieva 3.0T TX(フィリップス)

設置場所

放射線診療部

概要

3テスラのMRI装置が2台稼働しています。1.5テスラMRI装置と比較して約2倍の信号強度をえられ、同じ撮像時間でも画像の解像度が上がり、より詳細な画像を撮ることが可能です。ヘッドコイルは32チャンネルで、MRスペクトロスコピーや神経線維の走行を診断するトラクトグラフィ検査もより詳細に画像化が可能になります。

核医学診断装置

装置名

SPECT-CT装置
Symbia T6(シーメンス)

SPECT-CT装置Symbia T6(シーメンス)

SPECT-CT装置
Discovery NM/CT 670(GE)

SPECT-CT装置Discovery NM/CT 670(GE)

設置場所

放射線診療部

概要

CTが一体化したSPECT装置2台が稼働しています。SPECT装置を使用した核医学検査としては、従来から多く行われている脳血流検査に加え、パーキンソン症候群やレビー小体型認知症の診断にドパミントランスポーターシンチグラフィ(DAT検査)や心交感神経検査(MIBG検査)にも用いられています。


装置名

PET-CT装置 True Point Biograph16(シーメンス)

設置場所

放射線診療部

概要

PET-CT装置 True Point Biograph16

こちらもCTが一体化したPET装置が1台あります。グルコースを標識したFDG-PET製剤を用いたPET検査は、外科切除が必要とされる難治性てんかん、サルコイドーシスなどの心疾患、悪性腫瘍のステージングなどの診断に用いられており、これらの保険適応となっています。下記に記したサイクロトロンにて生成されるアミロイド製剤等を用いたPET検査は、非保険適応で、研究や治験で行われています。


装置名

PET用サイクロトロン装置
CYPRIS HM-20 (住友重機械工業)

設置場所

放射線診療部

概要

PET用サイクロトロン装置CYPRIS HM-20

高エネルギーの大型サイクロトロン装置が稼働しています。サイクロトロンで放射性核種を生成し、それを用いて各種合成装置でPET検査用の放射性薬剤を製造しており、現在FDG、タウやアミロイド製剤等を合成しています。当センターでは他施設に先駆けて放射性薬剤精製部門のGMP(good manufacturing practice)化を行っており、厳しい管理体制の元その製剤の安全性は保障されています。放射線診療部ではIBIC(脳病態統合イメージングセンター)と共にそれらの製剤を用いて、アルツハイマー型認知症に関連した治験や臨床研究に参加しています。

光トポグラフィー

装置名

光トポグラフィー測定装置 ETG-4000P(日立)

設置場所

臨床検査部

概要

光トポグラフィー測定装置 ETG-4000P

光トポグラフィー検査とは、近赤外線という光を使用して脳の働きを調べる検査で、うつ状態の原因となっている精神疾患の鑑別診断を補助する検査です。
検査用の帽子をかぶり、リラックスした状態で受けて頂きます。検査時間は準備や説明を含めて約30分程度です。

MEG

装置名

磁気脳波計測システム ELEKTA Neuromag TRIUX(エレクタ)

設置場所

臨床検査部(MEG棟)

概要

MEG

MEG(脳磁図)とは、大脳皮質の神経細胞が出す磁界を測定する検査ですが、脳波に似て、もっと詳しいことが分かる検査です。脳のどの部位から異常な信号が出るかを調べられますが、難治てんかんを手術で治療したい場合に最も多く検査されています。
検査時間はだいたい1時間30分程度かかります。