多発性硬化症センター

多発性硬化症センター

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診療内容・特色

NCNPでは、最先端の治療技術や患者個々の特性を考慮した医療を確立し広く普及させるために、平成22年に多発性硬化症センター(MSセンター)を開設しました。MSセンターでは、神経内科、精神科、放射線科、内科、小児科の医師と、免疫学や神経科学の研究者が連携して、現時点で最新・最善の医療を提供できるように努めるとともに、画期的な治療法や診断技術を開発するために研究を進めます。 NCNPはMSの研究や臨床で日本を代表する人材をこれまでにも多数育成していますが、さらに力を入れていきたいと考えています。皆様のご理解とご協力をお願い致します。NCNPのMS治療の特色ですが、さまざまな疾患修飾薬による治療はもとより、患者様の生活の質を上げるために外来通院ステロイドパルス療法を施行しており、積極的な血液浄化療法、精神症状や痛み・しびれなどの諸症状に対する治療に実績があります。また新薬の臨床治験にも積極的に取り組み、MSと近い関係にある視神経脊髄炎(NMO)や慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP)の診療にも力を入れています。

スタッフ紹介

山村 隆
役職

神経研究所
特任研究部長

経歴

医学博士
日本神経学会専門医
日本内科学会認定内科医
国際神経免疫学会(ISNI)理事
日本臨床免疫学会理事
日本神経免疫学会理事
日本神経学会代議員

専門分野・資格

神経内科学
神経免疫学
トランスレーショナルリサーチ

佐藤典子
役職

病院 放射線診療部
部長

経歴

日本医学放射線学会診断専門医
第1種放射線取扱主任者
PET核医学認定医
神経放射線診断医
日本医学放射線学会研修指導者
日本磁気共鳴学会評議員
神経放射線学会評議員

専門分野・資格

岡本智子
役職

病院 脳神経内科 医長

経歴

医学博士
日本神経学会専門医・指導医
日本内科学会認定医
日本臨床免疫学会免疫療法認定医
日本神経学会代議員
難病指定医

専門分野・資格

神経内科学
神経免疫学
神経生理学

荒木 学
役職

病院 専門職

経歴

医学博士
日本神経学会専門医・指導医
日本内科学会認定医
日本臨床免疫学会免疫療法認定医
難病指定医

専門分野・資格

神経内科学
神経免疫学

林 幼偉
役職

病院 脳神経内科 医師

経歴

日本神経学会専門医・指導医
日本内科学会認定医
日本アフェレーシス学会認定医・評議員
難病指定医

専門分野・資格

神経内科学
神経免疫学
免疫学

佐藤和貴郎
役職

神経研究所 
免疫研究部 室長

経歴

内科認定医
日本神経学会専門医・指導医
難病指定医

専門分野・資格

神経内科学
神経免疫学
ヒト免疫学

野田隆政
役職

病院
第一精神診療部 医長
脳病態統合イメージングセンター
臨床脳画像研究部
臨床光画像研究室
室長

経歴

医学博士
精神保健指定医
日本精神神経学会専門医・指導医

専門分野・資格

臨床精神医学
リエゾン精神医学
精神生理学

齊藤貴志
役職

病院
小児神経科 医長

経歴

日本小児科学会専門医
日本小児神経学会専門医

専門分野・資格

小児科学 
小児神経科学

大木伸司
役職

神経研究所
免疫研究部(疾病研究第六部併任) 室長

経歴

薬学博士
日本神経免疫学会評議員

専門分野・資格

免疫学
神経免疫学
病態免疫学

研究部門:神経研究所 免疫研究部

佐久間 啓、松岡 貴子、Ben Raveney、池口 亮太郎、木村 公俊、小野 紘彦、金澤 智美、土居 芳充、竹脇 大貴、蓑手 美彩子

診療実績

多発性硬化症と視神経脊髄炎を合わせ、500-600名の定期通院患者を診療しています。また、年間およそ100-150名の外来新患と約300名の入院患者を診療しています。2016年度の外来新患患者数は107名、入院患者数は325名でした。疾患修飾薬の導入実績、これまで実施した臨床治験は下記の通りです。

疾患修飾薬の導入実績
疾患修飾薬商品名導入患者数
インターフェロンβ ベタフェロン®
アボネックス®
160人
グラチラマー酢酸塩 コパキソン® 116人
フィンゴリモド ジレニア®
イムセラ®
92人
ナタリズマブ タイサブリ® 25人
フマル酸ジメチル テクフィデラ® 55人

(2018年5月現在)

これまで実施した臨床治験(赤は現在進行中)
省略名試験名対象疾患
OCH 健康成人及び多発性硬化症患者を対象とした免疫修飾薬OCH-NCNP1の早期探索的臨床試験 多発性硬化症
タイサブリ® 日本人の再発寛解型多発性硬化症患者を対象としたBG00002の安全性及び有効性を評価する多施設共同非盲検長期継続投与試験 多発性硬化症
コパキソン® Copolymer 1の再発寛解型多発性硬化症(RRMS)に対する第Ⅳ相試験 多発性硬化症
BG-12      テクフィデラ® アジア地域及び他の国々の再発寛解型多発性硬化症患者を対象にBG00012 の有効性及び安全性を評価する多施設共同無作為化二重盲検プラセボ対照試験 多発性硬化症
NPB-01(献血グロベニンI) ステロイドパルス療法により十分な治療効果が得られなかった抗アクアポリン4抗体陽性の視神経脊髄炎関連疾患患者を対象としたNPB-01の前期第Ⅱ相探索試験(パイロット試験) 視神経脊髄炎
ファンピリジン 日本人多発性硬化症患者を対象に、Fampridine-PR(BIIB041)を経口投与した際の安全性及び有効性を評価する多施設共同二重盲検プラセボ対照並行群間試験及び安全性を評価する非盲検延長試験 多発性硬化症
SA237 視神経脊髄炎(NMO)及びNMO関連疾患(NMOSD)患者に対して、SA237をベースライン治療に上乗せ投与した際の有効性及び安全性を評価する多施設共同第Ⅲ相ランダム化二重盲検プラセボ対照比較試験 視神経脊髄炎
BAF 二次進行型多発性硬化症患者を対象にSiponimod(BAF312)の有効性及び安全性を評価する多施設共同、ランダム化、二重盲検、並行群間比較、プラセボ対照、可変投与期間試験 多発性硬化症
エクリズマブ 再発性視神経脊髄炎(NMO)患者に対するエクリズマブの安全性と有効性を評価するためのランダム化、プラセボ対照、二重盲検、多施設共同臨床試験 視神経脊髄炎

<学術活動>

多発性硬化症カンファレンス

多発性硬化症センターでは、多発性硬化症カンファレンスを開催することになりました。神経免疫疾患の臨床や研究に興味をもつ医師・研究者の皆さまの多数のご参集をお待ちしております。
過去のプログラムについては、下記をクリックしてご覧ください。