2021年3月4日

患者の皆さまへ

国立精神・神経医療研究センター病院
病院長　中込　和幸
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　　2月25日から2月26日にかけて当院に入院した患者さんが、3月3日に新型コロナウイルス陽性となったことが判明いたしました。また、その後の保健所による聞き取りで、当院入院中の2月25日から新型コロナウイルスを疑われる症状を発症していたことが確認されました。
　当該患者さんは入院中、個室管理されていたため、他の患者さんとの接触はありませんでしたが、病棟看護師1名が濃厚接触者と判断されたため、14日間の自宅待機といたしました。

　本日、当該看護師にLAMP法による新型コロナウイルス感染検査を実施したところ陰性が確認されましたが、当該病棟および関係スタッフについては、当該患者さんとの最終接触から14日間（3月12日まで）の健康観察の強化と、消毒等環境整備の徹底を図ることとしております。
　また、当該患者さんはすでに退院されており、当該病棟の消毒は適切に実施していることから、診療は通常通り行っております。
　皆様には大変ご心配をおかけしておりますが、引き続き感染拡大防止に全力を尽くしながら、患者さんの医療が滞ることがないよう努めてまいりますので、ご理解の程お願い申し上げます。

　今後、状況の変化に応じて、改めて周知させていただきますので、よろしくお願いいたします。

以上