令和4年8月24日

患者の皆様へ

国立精神・神経医療研究センター病院
病院長　阿部　康二
印刷用PDF（110KB）

新型コロナウイルス感染者の発生について

　当センター病院では、厳格なコロナ感染予防対策をとってきたところですが、今般、入院中の患者さま５名及び職員１名から新型コロナウイルス陽性が判明いたしました。
　経緯といたしましては、８月１５日（月）に病院勤務の職員1名の発熱が確認されたため核酸増幅検査（以下「検査」という）を実施したところ、新型コロナウイルス陽性が確認されました。
　このため、同１５日（月）に当該職員と接触が疑われる入院中の患者さま３０名全員について検査を実施し全て陰性との結果を得たところです。
　なお、陰性とされた３０名の患者さまのうち１名が１７日（水）に発熱したため、再度、残りの２９名の患者さまについて検査を実施し、この結果は全て陰性でした。
　しかしながら、１９日（金）に上記陰性患者さまのうちさらに２名が発熱し陽性との結果、加えてこれら陽性とされた患者さまとの接触がない患者さま１名が発熱し陽性が確認されました。
　このため、２２日（月）に、当該病棟のすべての患者さまおよび職員計９５名に対し検査を実施したところ、患者さま１名の陽性が確認されました。

　以上、現段階で感染経路は分かっておりませんので、感染拡大防止のため当該病棟への入棟制限し、入院受入れについて８月２９日（月）まで中止としました。

　今後も保健所と連携し適切に対応するとともに、状況が変化した場合は速やかにご報告させていただきます。
　
　皆様には大変ご心配をおかけいたしておりますが、引き続き、感染拡大防止に全力を尽くし、患者さまへの医療を適切に実施してまいりますので、ご理解いただけますようよろしくお願い申し上げます。