令和４年１２月２０日

患者の皆様へ

国立精神・神経医療研究センター病院
病院長　阿部　康二
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新型コロナウイルス感染者の発生について

　当センター病院では、厳格なコロナ感染予防対策をとっておりますが、今般、当センター病院の病棟にご入院されている患者さま８名及び当該病棟に勤務する看護師３名の新型コロナウイルス陽性が判明いたしました。

　経緯といたしましては、１２月１３日（火）に発熱等のためＰＣＲ検査を行った患者さま１名の陽性が判明、翌日の１４日（水）に発熱等のためＰＣＲ検査を行った別の患者さま１名の陽性が判明いたしました。
　
　このため、当該病棟に関連する医師、看護師等の職員４５名及び上記２名の患者さまを除く当該病棟の全ての患者さま４０名に対してＰＣＲ検査を行ったところ、さらに患者さま５名及び看護師３名の陽性が判明いたしました。また、１８日（日）に新たに患者さま１名が発熱等のためＰＣＲ検査を行ったところ陽性が判明しました。

　このような状況のため、当該病棟については、令和５年１月１日まで当該病棟への入院の受入中止、当該病棟の患者さまについて病棟の外への外出の自粛、緊急ではない検査・リハビリ等の延期等の制限を行うことといたしました。

　なお、患者さまと接する際は全員マスク着用等の感染予防対策を行っておりましたが、今回の事態を受け、マスクを着用できない患者さまと接する際の対応等について、Ｎ９５マスクを着用するなど再度職員に周知徹底を行いました。

　また、今後も保健所と連携し適切に対応するとともに、状況が変化した場合は速やかにご報告させていただきます。

　皆様には大変ご心配をおかけしておりますが、患者さまへの医療が滞ることがないよう、引き続き、感染拡大防止に全力で努めてまいりますので、ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。