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マックス・プランク精神医学研究所 エリザベス ビンダー所長が初来所されました(2014年1月31日)

   

 平成26年1月31日(金)、マックス・プランク精神医学研究所 マネージングディレクターのDr.Elisabeth Binder(以下、ビンダー所長)が初来日され、日本での初の訪問先として(独)国立精神・神経医療研究センター(NCNP)に来所されました。ビンダー所長は分子精神医学から精神・神経医療に渡る広い分野の専門家で、当日は、「うつ病、不安障害における環境要因、遺伝要因相互作用の分子機序」に関するご研究の講演をされました。FK506結合蛋白質の一つであるFKBP5が環境要因、遺伝要因の両者が交わる交差点として重要な役割を担っていることを紹介され、NCNPの多数の医師、研究者が聞き入りました。

(講演演題:Molecular mechanisms for gene x environment interaction in depression and anxietry: focus on FKBP5)

講演後には医師、研究者との間で活発な意見が交わされました。
 

■NCNPとマックスプランク研究所との連携協定について

 (独)国立精神・神経医療研究センター(NCNP)は、マックス・プランク研究所(Max-Planck-Institut)所属機関であるInstitute of Neurobiology(神経生物学研究所www.neuro.mpg.de)、Institute of Psychiatry(精神医学研究所www.mpipsykl.mpg.de)と長きにわたり交流がありましたが、より一層国際交流と生物学的研究に関する連携を推進するため、平成22年10月に連携調印を致しております。2年毎の国際合同シンポジウムを開催することになっており、平成22年10月に日本で、平成24年10月にはドイツのミュンヘンにおいて実施致しました。

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