日本臨床栄養代謝学会主催 「第 1 回患者さんのための見た目にも美味しい病院食コンテスト」で 当部門から応募したメニューが準グランプリを受賞しました!

日本臨床栄養代謝学会主催
「第 1 回患者さんのための見た目にも美味しい病院食コンテスト」で 当部門から応募したメニューが準グランプリを受賞しました!

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この度の能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
2024 年最初のコラムでは、昨年末に訪れた嬉しいニュースをお伝えさせていただきます。

2020 年春以降の「コロナ禍」では、院内の感染拡大防止のため、管理栄養士が栄養食事指導など の対面業務を自粛しなければならない状況が続いていました。
しかし、その中で管理栄養士として患 者様のために何ができるかを考え、特に力を入れて取り組んできたのが「特別メニュー」などの入院患者様に向けたお食事サービスです。

栄養管理室では日頃から「もっと美味しく、もっと美しく」をモットーにメニュー開発を行い、食材の選択から調理、盛付、ポスター写真の撮影に至るまで、皆で試行錯誤 を重ねています。
一方、栄養に関する医学的な知識を高めるため、医学関連学会が主催する学術集会や研修会などにも参加して最新の知見を学び、時には国立高度専門医療研究センターとして取り組み内容を発信しながら、各自スキルアップに努めています。

そのような中で、栄養に関する医学関連学会の1つである「日本臨床栄養代謝学会」が病院食のレシピコンテストを開催することを知り、当院からも応募しました。
当院のメニューは、「いつもの食材で美味しい地中海食を目指して」をテーマに、武蔵野台地の「武蔵」と地中海の英訳「Mediterranean」をミックスし、「MUSA(武蔵)テレニアンスタイル ダイエット」と名付けました。

食材価格高騰の中で応募条件である 1 食 400 円以下に収めるのは大変でしたが、日頃のメニュー開発で培ったノウハウを活かして、日常の病院食で提供可能なレシピを完成させることができました。
その結果、コロナ禍で鍛えたチーム力や技術力が認められ、全国 111 施設が応募した中でクックサーブ部門「準グランプリ」を受賞することができました。
創意工夫を凝らしたメニューが多くあった中、このような賞をいただけたことを大変嬉しく思います。

クックサーブ部門準グランプリを受賞したメニュー写真

画像引用:日本臨床栄養代謝学会ホームページ(https://www.jspen.or.jp/

今後も美味しく、美しい、安全な病院食を提供できるよう、栄養管理室の職員一同が協力しながら努力して参ります。

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