総合てんかんセンター

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診療内容・特色

総合てんかんセンターは、国立精神・神経医療研究センター内の病院、神経研究所精神保健研究所の多様なスタッフで構成されており、てんかんの患者さんの診療、心理社会面の支援を中心に、てんかんの臨床・基礎研究、教育活動、社会貢献活動を行っています。
診療は、多科のてんかん専門医(12名、2022年4月現在)を中心に、乳児期から成人・高齢者のすべての年齢層を対象に、様々な難治例を含むてんかんの治療を行っております。手術件数はわが国随一で、小児、特に乳幼児のてんかん手術が多いのが特徴です。手術に関しては、てんかん外科相談窓口などを通じて、当院以外からも症例の相談を行っています。
てんかん外科については、オンラインセカンドオピニオン外来を開設して、他県からの相談を広く受け付けています。

> オンラインセカンドオピニオン外来

また、病院内の各部門、センター内外の研究機関と協力し、外科標本の神経病理、遺伝子解析などによるてんかんの原因の究明、発達への影響の解明、新たな放射線診断法の開発など研究活動を行っています。

当センターは厚労省のてんかん地域連携体制整備事業の全国拠点機関に指定されており、全国各地の拠点機関とともにてんかん診療の地域連携体制の構築をすすめています。

スタッフ紹介

総合てんかんセンター構成メンバー

部門(病院) 氏名
脳神経小児科

中川栄二、齋藤貴志、竹下絵里、本橋裕子、住友典子、馬場信平、山本寿子山本薫

脳神経外科

岩崎真樹、金子 裕、木村唯子、飯島圭哉、小路直丈(コーディネーター)、佐藤美輝

てんかん診療科 谷口 豪、中田千尋、加藤英生、大竹眞央
脳神経内科 金澤恭子
総合外科部歯科 福本 裕
放射線診療部 佐藤典子、木村有喜男
臨床検査部 高尾昌樹、田端さつき、浅野太貴
身体リハビリテーション部 原 貴敏
精神リハビリテーション部 森田三佳子、須賀裕輔(コーディネーター)、山元直道(コーディネーター)
看護部 佐伯幸治(コーディネーター)、水田友子
医療連携福祉相談部 澤恭弘(コーディネーター)、原 静和(コーディネーター)、宮 坂歩(コーディネーター)
臨床心理部 梅垣弥生(コーディネーター)
薬剤部 髙崎雅彦、中江美乃梨(コーディネーター)
栄養管理室 齋藤隆夫(コーディネーター)、山本美貴(コーディネーター)、阿部康代(コーディネーター)

※ 令和6年3月現在、は日本てんかん学会専門医

部門(研究所) 氏名
疾病研究第二部 伊藤雅之
病態生化学研究部 星野幹雄、早瀬ヨネ子
メディカル・ゲノムセンター 後藤雄一
知的・発達障害研究部 岡田 俊

診療実績

2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度
外来新患者数 2,740 2,647 3,160 3,183 2,914
入院患者 3,459 3,321 3,239 2,847 2,882

症例検討会・外科相談窓口のご案内

てんかん症例検討会のご案内

第4週を除く毎週火曜日、午後4時半より、Web会議(Teams)で行っております。4つの科が持ち回りで問題症例や興味深い症例、まれな症例を検討します。

てんかん外科症例カンファランスのご案内

総合てんかんセンターでは、週2回てんかんの外科適応を検討する症例検討会を開催しています。脳波とビデオ・画像診断結果を供覧して、治療方針を検討します。てんかん診療に興味のある医療関係者の参加を歓迎いたします。月曜日と木曜日の午後4時30分より、Micrososft Teamsにて開催しております。
てんかん学会指導医がいない、あるいはてんかん専門研修施設でない施設の先生方も、この2つの検討会の参加によって、日本てんかん学会の専門医取得に関する研修単位が認められ、てんかん専門医の受験資格が得られます。当センター外の先生方も歓迎いたします。参加を希望される方は、事前にメールにてご連絡ください。