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NCNP病院 脳神経小児科の山本薫医師が、発達性てんかん性脳症の小児患者の脳波・心電図を解析し、Epilepsia Openに報告しました
NCNP病院 脳神経小児科の山本薫医師が、サプレッション・バーストといわれる脳波所見を呈する小児てんかん患者の脳波・心電図を解析し、Epilepsia Openに報告しました。
サプレッション・バーストとは、数秒間の脳波活動の抑制と、数秒間の全般性の脳波異常とが交互に繰り返されるもので、大田原症候群をはじめとした乳幼児の薬剤抵抗性てんかん患者にしばしばみられます。
山本医師は脳波変化と心拍数が、特にKCNT1遺伝子異常に起因する患者で連動することを初めて発見、報告しました。てんかんと循環動体との関連を新しい見地から捉えたもので、今後の研究の発展が期待されます。
※外部サイト:Epilepsia Open誌