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田村憲久 厚生労働大臣による視察が行われました(2014年1月23日)

 平成26年1月23日(木)、午前10時半頃から、田村憲久厚生労働大臣、赤石清美厚生労働政務官はじめ同省職員数名に加え、松本洋平衆議院議員が、(独)国立精神・神経医療研究センター(NCNP)に来所され、樋口輝彦理事長によるセンター概要説明、糸山泰人病院長によるNCNPにおける神経難病等に対する取組の説明の後、病院及び研究施設を視察されました。

   

 視察では、まず病院の神経難病病棟(3階北病棟)において、病棟の運営状況や難病患者さんの状況などについて聴取されました。また、パネルと動画により、


【パネルとパソコン動画によるプレゼンテーション】

パーキンソン病・運動障害(PMD)センター、②パーキンソン病臨床研究支援チーム(Team JParis)の構築、③多発性硬化症センターの活動、④筋ジストロフィーの治療戦略、⑤希少疾病に対する開発実績(ファーストインヒューマン試験)等について、説明を受けられました。


 その後、神経難病等に対するリハビリテーションの取組について身体リハビリテーションの現場を視察されました。①筋ジストロフィー患者さんのリハビリ、②HAL(ロボットスーツ)によるALS患者さんへの訓練、③パーキンソン病患者さんへのLSVT®BIGの訓練、④筋ジストロフィー患者さんへのロボットアームの訓練、を実際にご覧になりました。


【ALS患者さんのHAL(ロボットスーツ)による訓練】

【ロボットアームにより水を飲む訓練】

【パーキンソン病患者さんのLSVT®BIG訓練】


 また、総合実験動物棟では、難治性・希少性疾患の臨床研究・治験につながるトランスレーショナル・リサーチの取組として、当センターで開発された筋ジストロフィー犬の研究現場を見学され、筋ジストロフィーなど難治性・希少性疾患に関する最先端研究の取組を聴取されました。

【総合実験動物棟の行動観察室で筋ジストロフィー犬について説明】


 病院及び研究施設の視察後、神経難病に関する研究やリハビリテーションなどの取組について意見交換を行いました。

午後12時過ぎ頃に視察を終了し、満足されたご様子で当センターを後にされました。


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