研究内容(研究者の方)

THEME
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霊長類疾患モデル

ヒトの難治性疾患の病態解明や治療法開発のためには、使いやすいげっ歯類モデルだけでなく、神経機能や構造がヒトに近似した霊長類モデルを用いる必要があります。私達は、脊髄小脳変性症(ポリグルタミン病)、家族性アルツハイマー病、脳卒中などを標的疾患とし、生殖工学、遺伝子改変技術なドを駆使して疾患モデル霊長類を作出しています。そして、それぞれの疾患の発症や症状の進行を鋭敏に反映しうるバイオマーカーを、行動解析、電気生理、生化学、病理、脳機能イメージングなど学際的アプローチによって確立することを目指しています。

現在は、ポリグルタミン病のバイオマーカー検索、アルツハイマー病モデル動物の作出、脳卒中モデルの行動解析などの研究が進行しています。

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