NCNPデータポリシー

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国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター データの公開に関する基本方針 (データポリシー)

令和3年3月25日

  1. 目的

    国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター(以下、「国立精神・神経医療研究センター」という)において、研究活動を通して取得・作成したデータの公開について、その基本方針を定める。国立精神・神経医療研究センターは、病院と研究所が一体となり、精神疾患、神経疾患、筋疾患、及び発達障害の克服を目指した研究開発を行い、その成果をもとに高度先駆的医療を提供するとともに、全国への普及を図ることを使命としている。これらの研究活動を通じて取得されるデータが、幅広く利活用されることで、我が国全体の保健・医療・福祉の向上および医学研究のさらなる発展に資することを目的とする。
  2. 対象となる研究データと公開範囲

    本基本方針における研究データとは、国立精神・神経医療研究センターにおいて、その研究活動を通じて取得・作成したデータ、そのメタデータ、および研究成果として公開したデータとする。研究データは、特段の定めがある場合を除き、可能な限り社会に公開する。個人情報保護や知的財産権保護の観点、また公開により国民の利益に反する恐れのある情報等、国立精神・神経医療研究センターが公開は適当でないと判断するデータについては、公開の対象外とする。
  3. データの管理・保存・運用

    国立精神・神経医療研究センターは、研究データの適切な管理・保存に努める。特に、国立精神・神経医療研究センターは、法的および倫理的要件に則り、公開データの管理および利用を促進するための運用をすすめる

  4. データの帰属

    国立精神・神経医療研究センターの研究データは、別に定める場合を除き、国立精神・神経医療研究センターに帰属する。データの取得・作成が、他の研究機関等と共同で行われた場合の帰属については、それら研究機関等との取り決めによる。
  5. データの公開期間と利用条件

    研究データは、研究者の論文投稿前の期間、研究者の権利や出版社等との契約に基づく場合などの公開猶予期間を過ぎた場合、速やかに研究データを公開するものとする。また、公開後も、国立精神・神経医療研究センターが公開が適当でないと判断した場合には、研究データの公開を打ち切る。公開された研究データを利用した研究結果等を論文や報告書等に掲載する場合は、国立精神・神経医療研究センターが公開した研究データを利用した旨を明記すること。研究データは原則無償で公開されるが、その種類および利用目的等により、有償とする場合がある。

  6. 免責

    国立精神・神経医療研究センターは、公開された研究データの利用によって生じる一切の損害についての責任を負わない。
  7. その他

    この基本方針は、必要に応じて随時見直しを行い改訂する。