役員名簿
国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 役員名簿(令和2年4月1日現在)
令和2年4月1日付けで以下の通り役員を任命しましたのでお知らせいたします。
役職 | 氏名 | 任期 | 職歴 |
---|---|---|---|
理事長 | ミズサワ ヒデヒロ 水澤 英洋 |
H28.4.1~R3.3.31 |
国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター理事長 |
理事 | ナカゴメ カズユキ 中込 和幸 |
H31.4.1~R3.3.31 | 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター病院長 |
理事(非常勤) | イケブチ エミ 池淵 恵美 |
R2.4.1~R4.3.31 | 元 帝京大学医学部精神神経科教授 |
理事(非常勤) |
スズキ ミチオ 鈴木 道夫 |
R2.4.1~R4.3.31 | 弁護士 |
監事(非常勤) |
ハヤシ テツジロウ 林 哲治郎 |
H28.4.1~R3.6.30 | (株)ワイズテーブルコーポレーション社外取締役 |
監事(非常勤) |
マスダ マサシ 増田 正志 |
H28.4.1~R3.6.30 | 公認会計士 |
ご挨拶
中込理事ご挨拶
2019年4月1日より医療担当の理事を拝命しました病院長で精神科医の中込と申します。当院は精神・神経・筋疾患と発達障害を治療対象とする高度専門医療研究センターであります。診療報酬的に厳しい領域であるにもかかわらず、2018年度は、村田前院長のリーダーシップの下、すべての病院職員の力を結集し、法人化以来はじめて経営の黒字化を果たしました。今年度も経営の健全化を継続するとともに、医療安全に配慮した良質で先進的な医療の提供、医療の均てん化、研究所との連携を通じて研究成果を医療に生かすためのトランスレーショナルリサーチ、臨床研究の推進、人材育成、情報発信に努めてまいりたいと思っております。とくに11ある専門疾病センターでは、病院と研究所が一体となって特定の疾患に狙いを定めて、基礎から臨床研究、そして診療へと組織横断的な取り組みを行っておりますので、病院HPより「NCNP病院について」、「特徴」の「専門疾病センターによるチーム医療」をご覧いただき、ぜひ多くの患者さんにご活用いただきたいと考えております。
職員一同、当該領域における医療を牽引するという意気込みで努力してまいりますので、何卒ご支援の程お願い申し上げます。
理事 中込 和幸
理事(非常勤):池淵恵美
理事(非常勤)就任にあたって:
本年4月1日に国立精神・神経医療研究センター理事を拝命いたしました。私は社会参加を支援する精神障害リハビリテーションが専門で、もっぱら臨床畑で働いてまいりました。主に統合失調症の人たちが対象で、仕事をしたり、結婚・子育てをしたり、社会の中で市民として当たり前に生活できるように支援していくことをライフワークとしております。したがって大きな医療・研究組織の運営についての経験は少なく、理事のお話をいただきどこまでお役にたてるか心もとなく感じました。しかし診療を長くしてきた経験と自負心はありますので、そうした現場の目線を生かして、センターの運営がよりuser friendlyであり、多くの障害を持つ人の生活に役立ち、それを通して国民の皆さんに理解され愛されるような組織であることを願って、理事として働いてまいりたいと存じます。
21世紀は脳の世紀といわれますが、脳とこころの働きについてまだわからないことは多く、精神・神経疾患でまだ根本的な原因や治療法が解明されていないところも多く、よい治療法が見つかること、そうした研究が行われていることは、多くの人たちの希望の灯であります。その点でも国立精神・神経医療研究センターが大きな役割を果たしていけるように、微力ながらかかわってまいりたいと存じます。どうかご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
監事(非常勤):林 哲治郎(ハヤシテツジロウ)
監事(非常勤)再就任にあたって:
平成24年4月から独立法人国立精神・神経医療研究センター監事(非常勤)に就任し、このたびの改選により引き続き監事職を拝命致しました。
大手生命保険会社で40数年間に渡り担当いたしました財務・運用・海外部門での経験を活かし当センターの業務監査に努めて行きたいと考えておりますので宜しくお願い申し上げます。
当センターは独立法人となって丸4年が経過し今年度は中期計画の最終年度に当たります。各部門とも概ね中期計画目標に沿った進展を見せておりますが2年間の監事業務を通して感じました事は間接部門のスタッフ削減による業務への影響が少なからず出ているのではないかと思われる点です。今年度も引き続き監査室、会計監査法人との連携強化を図り業務監査を行い内部統制の強化に努めて行く所存ですので各部門の皆様のご協力をお願いする次第です。
近年高齢化社会が進む中で「脳と心」の問題が大きな問題となって来ており、当センターに対する国民の期待は益々大きいものとなって来ています。この様な状況に応えるべく微力ながら貢献出来れば嬉しく思います。
監事(非常勤):増田 正志(マスダ マサシ)
監事(非常勤)就任にあたって:
本年、4月1日に国立精神・神経医療研究センターの監事に就任いたしました。
私は30年余り公認会計士として監査法人に在職し、上場会社を始め学校法人、独立行政法人、国立大学法人の会計監査に従事して参りました。この間、沖縄事務所と公会計部の責任者を務め、多岐に亘る業種・法人形態の会計監査及び経営指導を行って参りました。特に医科系学校法人の監査実務を通じて、病院の医療事務に接する機会を得ると共に、多額の資金投下を要する装置産業に等しい病院経営の難しさ、そして医師の置かれている勤務環境の厳しさを実感致しておりました。また、国立大学の法人化に伴う会計実務の支援と監査業務で、多くの附属病院に伺う機会もあり、法人化による新たな課題も知りました。
当センターでは、独立行政法人となった平成22年度より2年間に亘り会計監査人を務め、国内最先端の研究を行っていることは充分に承知しております。最近の不安定な社会情勢を反映して、多くの国民が心を病むようになり、当センターの社会に果す役割は大きくなっています。監事として、主に会計面からの監査機能を担うと共に、円滑な業務運営の推進を図るべく、役員として参画させて頂き、更なる発展のお役に立てますように務める所存です。どうかよろしくお願い申し上げます。