パーキンソン病専門外来
専門外来のご案内
パーキンソン病は高齢者に多い脳の病気です。ふるえ、動きの遅さなど症状が現れます。早い時期から薬物治療や外科手術、リハビリテーションなどで、うまく病気とつきあいながら生活していくことができます。
当院のパーキンソン病専門外来では、経験豊富な専門医が診療を行っています。
- パーキンソン病が疑われ、専門の病院を受診することをすすめられた。
- パーキンソン症候群(パーキンソン病と似た病気)が疑われ、診断を確定したい。
- 保険診療の範囲で、最先端の治療を受けたい。
- パーキンソン病の外科手術をしたい。
- 病気に合ったリハビリテーションをしたい。
ヴィアレブ/デュオドーパ外来
(初診は月曜日午後)
ホスレボドパ・ホスカルビドパ持続皮下注療法(ヴィアレブⓇ)やレボドパ持続経腸療法(デュオドーパⓇ)は進行期パーキンソン病の治療法です。パーキンソン病治療薬で最も効果があるのはレボドパ製剤ですが、効果の持続時間が短いという欠点があります。ヴィアレブもデュオドーパもこの欠点を克服するための治療法です。
具体的には、内服薬や貼付薬では症状が安定されられなくなったパーキンソン病患者さんが対象となります。ヴィアレブⓇは注射薬で、皮膚の下へ薬液を一定の速度で流しこみます。デュオドーパⓇは胃瘻を作成し、持続的に液状のレボドパを小腸内へと投与することで症状を安定させます。なお胃瘻を作成する前に、経鼻管を留置して実際にレボドパ持続経腸療法を体験してみる「お試し」ができます(お試しで効果に満足できなかった場合は胃瘻を作る前に中止します)。どちらの治療法も、試してみると患者さん・ご家族・医療者が期待する以上の効果が得られることもありますし、逆の場合もあります。患者さんがやめたくなればいつでも中止できる治療法です。ヴィアレブⓇやデュオドーパⓇの治療を受ける決心をする前に、まずは詳しい話を聞きたいという方には専門外来で説明を行っています。気軽に専門外来をご受診ください。
外来担当医
パーキンソン病専門外来
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | |
午前 | 弓削田 | ||||
午後 | 髙尾 | 長田 | 山本・小田 |
デュオドーパ専門外来/ヴィアレブ専門外来
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | |
午前 | |||||
午後 | 向井 |