COVID-19 子供・育児と心の支援


コロナウイルスの流行防止のため社会的距離を保つ重要性が叫ばれております。新しいルーチンに適応することは誰にとってもストレスになりますが、特に変化に問題を抱えている自閉スペクトラム症(ASD)の子供たちにとっては、大きなストレスとなることが予測されます。子どもの理解力に合わせてコロナウイルスについてわかりやすく話すことが大切と言えます。


親御さんの苦労は多いと思います。御自身もストレスを溜めていらっしゃると思います。お子様のためとはいえ、親御さんが無理しすぎないことは最重要と言えます。その上でできる範囲で規則的な生活を心がけてください。ルーチンはASDの子供にとって快適なものなので、できるだけ多くのルーチンを維持していただければと思います。


生活が変わる中でも、新しいルーチンの組み立ては重要になります。ルーチンを決めることで、物事が変化したときに起こりうるお子様の不安を軽減するのに役立ちます。生活の選択肢が狭まっている中で、いくつかの選択肢を与えることで、お子さんが自分でコントロールできるようにすることは有効かもしれません。できる範囲で以下のコツを一つでも実践していただければ幸いであります。


以下の資料がダウンロードできます。


発達障害児(1歳半~2歳半)の育児:環境づくりのコツ(159KB)
発達障害児(1歳半~2歳半)の育児:声かけのコツ(208KB)
発達障害児(1歳半~2歳半)の育児:子どもとの遊びを楽しむコツ(388KB)
発達障害児(1歳半~2歳半)の育児:子どもの意欲を育むコツ(136KB)